“セクゾ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『Sexy Zone』松島聡が27日より東京・表参道ヒルズ スペース オーで自身初となる個展『松島聡 コ。展』を開催する。
展覧会タイトルの「コ。」には、自分らしさ=【個(“コ”)】として表現を詰め込み、【心(“コ”コロ)】の目で感じてもらえる展示にしたい、という本人の想いが込められた。
本展に向けて松島が最初に手掛けた、対照的にレイアウトされた2体のマネキンと、それを彩る“黒と白”の花やレース、ビジューなど、様々なマテリアルで構成された作品である『光と影』や、複数のキャンバスアートが組み合わされたインスタレーション作品『深淵からこんにちは。』などさまざまな作品が展示されており、現在時点での「自分らしさ」を形として表現している。
開催前日の26日には会見が行われ、あらためて完成した作品と展示会場について「自分の理想としているものを少しずつ形にしながら、スタッフのみなさんと一緒に作り上げてきたものがやっと完成して、心の底から自信をもった作品をお届けできるかなという想いでいます」と、感想を。
今回の展覧会に向けて手探りの中、行われてきた作品作りに関しては「マネキンに直接装飾しているので何度も作り直したものもありました。マニュアルが無い中、1つずつその都度考えながら作ってきたので、その中で課題も生まれましたし、今回を経てさらにクオリティの高い作品を作りたいという次への目標も見えてきました」と話している。
展覧会を通して用いられている白と黒のモノトーンを使った表現については「いろいろなものが持つ二面性について、どちらが正しいという白黒つけないといけないという固定概念にとらわれずに、どちらもがもつ良さに目を向けて柔軟に捉えてほしい」というその背景を語ったほか、「自分を中心に“自分のこれをみて”というのを作品に出すというアプローチもあると思うのですが、そうではなくて、ファンの方をはじめ初めて作品を見た方がどう思うかというところまで想いを馳せながら作品を作りました」。
そして開催へ向けての意気込みとして、「見に来てくださる方のそれぞれの視点で、視覚的な部分だけでなくココロの目で作品を感じ取っていただいて、何かを思うきっかけなってくれるとうれしいです」と、メッセージを寄せた。
なお作品の展示はもちろん、会場内に併設された特設ショップでは、松島が自ら企画立案やデザイン監修に携わった個展ならではのオリジナルグッズの販売もしている。(※グッズラインナップの一部はオンラインショップでも取り扱いあり)
さらにオンライン配信版の『コ。展』開催も決定。こちらは、Johnny’s net オンライン(https://online.johnnys-net.jp/)にて今年11月上旬に実施を予定しているといい、本人のナビゲーションによる展覧会の紹介が行われるほか、作品制作や会場施工の様子などもドキュメンタリー的に紹介される予定。詳細は今後展覧会公式ホームページ(https://ko-exhibition.jp)にて発表を予定している。
■展示会名:『松島聡 コ。展』概要
◯会期:2023年9月27日(水)~10月15日(日)<計17日間>
※10月4日(水)、10月11日(火)は開催無し
◯開館時間:11:30~20:00(時間指定入場制/最終入場 19:00)
◯会場;表参道ヒルズ スペース オー(東京都渋谷区神宮前 4-12-10 表参道ヒルズ 本館 B3F)
◯チケット:2,200 円(税込)
◯主催/企画制作:JAMS&CO 合同会社
◯協力:ジャニーズ事務所/Top J Records
【創作に至る背景】
「自分らしさってなんだろう?」
松島にとって、創作活動の萌芽は幼少期まで遡ります。設計士の父、達筆な母――父が手掛けた繊細な図面や母がしたためた美しい文字は、松島の日常生活に当たり前のように存在し、いつしか松島はそれらをまねて「描いたり、造ったり」を自然に行うように。
時を経て Sexy Zone としてデビューし、グループ活動を続ける中でも、“創作を通して自己を表現したい”という想いを抱き続けてきましたが、本展では現在時点での「自分らしさ」の表現の形として、マネキンをモチーフに自己投影した作品を一堂に展示します。
展覧会タイトルの「コ。」には、自分にしか表現できないもの=【個(“コ”)】としての想いを詰め込み、【心(“コ”コロ】の目で感じてもらえる展示にしたい、という松島本人の想いが込められています。
※ロゴに刻まれた「コ。」の文字は、松島が自ら書き下ろしました
※松島聡過去記事
・大西流星主演井桁弘恵、松島聡ら共演「紅さすライフ」BD&DVD BOX発売へ