『超・日本刀入門 revive―鎌倉時代の名刀に学ぶ』報道内覧会が6月21日に東京・丸の内の明治生命館内の静嘉堂@丸の内で開催された。
世田谷岡本にて人気を博した「超・日本刀入門」が再びの開催!およそ1000年の歴史を持つ日本刀。武器として用いられ、美術品として鑑賞されているが、「全部同じに見える」「どこを見ればいいのか分からない」なんて今さら言えない・・・、あるいは「カタナの基本を見直したい」という方向けの入門編のもので一刀一刀にしっかり解説も入っている。出展の全刀剣がすべて一般来館者も撮影OKということも特徴だ。
丸の内で初の刀剣展ということで、館蔵の国宝・重要文化財刀剣9振をはじめとして、「日本刀の黄金時代」と称される鎌倉時代を中心に、平安~南北朝の古名刀を特集。
また、PC ブラウザ&スマホアプリゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』 とのコラボも開催。館内には刀剣男士『後家兼光』の等身大パネルが飾られており、ナイトミュージアムイベントも開催予定となっている。
内覧会で安村敏信館長からは、岡本で開催の際には1日50人くらい来ればという気持ちで開いたそうだが、『刀剣乱舞』効果で初日に500人が詰めかけたことに驚きがあったそう。今回、“後家兼光”を展示しているということで「どれくらい観に来て頂けるのか、いまのところは未知数ですが、膨らむようにと感じております」と、期待を寄せた。
企画担当の学芸員の山田正樹宇治からは、『刀剣乱舞』効果により「若いお客さまも増えているということで初心者、刀剣を見たことのない方、見る機会がなかった方々へ向けての企画になります」と趣旨を説明するとともに、「刀の写真で撮っても、なかなかわかりにくく、見てもらわないと分からないところもあります」と、来館へのPRにコメントも寄せていた。
■『超・日本刀入門 revive―鎌倉時代の名刀に学ぶ』概要
所在地:静嘉堂@丸の内(東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館1階)
開催期間:2024年6月22日から8月25日まで
営業時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月(祝日の場合は翌火)
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ