俳優・小栗旬(36)が14日、東京・青山葬儀所で開かれた『モンキー・パンチ先生を偲ぶ会』に参列し、報道陣の呼びかけに応じた。
小栗は2014年に公開された実写映画『ルパン三世』でルパン三世役を演じたことで知られている。このオファーが来た時のことへ、「先生が作った大切なキャラクターですから、正直に言うとそこには手を出したくはなかったんです」と苦笑いだったが、「ありがたいことに先生がやってみようかと言ってくださって。今となってはいい思い出です」と、振り返る。
モンキーさんから作品について「怖くてあまり聞けなかった記憶があります」という小栗だが、撮影現場ではモンキーさんから「『ルパンがいるじゃないか!』と入っていらして。1言1言が自分にとって大切な宝物で勇気と力になりました。とてもチャーミングな方でした」と、温かい気持ちをもらったよう。
さらに、「優しく、愛情がある偉大な方です。本当にありがとうございました。何かしらの形でお会いできたらと思っていたので、残念に思います。もっともっと歴史的なキャラクターとともに生きていてほしかった」と、故人を悼んだ。
※記事内斎場内の写真は(C)「モンキー・パンチ先生を偲ぶ会」実行委員会
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