北村匠海「日々を彩るものを発信していけたら」！ジュエリーを贈る女性とは「自分の家族のようになりたい」【原稿ロングめ】

　ダンスロックバンド『DISH//』で俳優・北村匠海（24）が13日、東京ビッグサイト内で開催された『第33回日本ジュエリーベストドレッサー賞』に登場。同賞の男性部門に輝いた。

　過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後もさらにジュエリーを身に着けてほしい人」を世代別と男性部門に分けて選出。毎年、ジュエリー業界で大きな反響を見せている賞となっている。

　授賞式後、北村はメディアの取材に応じた。以下、やりとり。

　――おめでとうございます！高校時代からジュエリーをつけているとのことですが、きょうジュエリーをつけてみていかがですか？
　北村：僕が持っているのはインディアンジュエリーで男臭いもので、こういう男女の垣根を超えるジュエリーをまとえているというのはきらびやかな気持ちになります。それときょうの受賞はジュエリーが好きな母が喜びますね。

　――お母様に報告も？
　北村：しました、しました！学生時代に賞とかをもらえるような学生ではなかったので、ああいう場に立って光栄な賞を頂いて飾ることが嬉しいみたいです。

　――本物のジュエリーは初めて？
　北村：現行のものを買うということがなかったので、頂いてみていまの輝き……というか、僕が持っているものは昔輝いていたアクセサリーなので、今の輝いているものを身につけるのは初めてです。

　――女性にジュエリーをプレゼントしたことは？
　北村：ジュエリーはないですね。そのハードルは大きい気がしていて。10代のときとか安易にジュエリーを選ぶということに踏み込めなくて。自分が大人になっていくにつれて、いいものを買えるようになってきて、プレゼントとして成り立つのかなって。今年25歳になるので、大人の男性として胸を張って生きれるように頑張ります。それと親孝行的なプレゼントもしたいと思います。

　――ジュエリーを贈るとしたら特別な存在の人に？
　北村：全然見当もつかないです（苦笑）。僕は父・母・弟の4人で過ごしてきたのですが、そんな自分の家族のようになりたいなということを漠然と。父と趣味を共有してて、いまも話をしますし、母と他愛ない話をしたりとか、弟と料理を作ったりとか。なんでもないかもしれないですけど、自分の過ごした家族のようなものがいつかできたらいいなと思います。

　――指のけがは大丈夫ですか？
　北村：（映画『明け方の若者たち』の）撮影でけがをしたものですよね？だいぶ完治してます。あれは当時びっくりしました。映画のときは段取り段階でけがをしてしまって、僕は結構けがすることが多いので。本番ならいいんですけど（苦笑）。

　――スピーチの際にはハンドクリームを塗られていると話していましたが、けががあったからきょうもハンドクリームを？
　北村：いえ、冬場乾燥するんです。きょうも思いの外会場が暖かくて、手がぬるぬるしちゃって。ただぬるぬるしているのは、（記者に囲まれて）別の冷や汗もかいてます（笑）

　――北村さんの普段の癒やしはありますか？
　北村：植物に水をやるとか他愛ないことです。友達とも全然会えなかったりするので、自分だけの時間が充実してきているんです。逆に家を出ることがおっくうになるくらい自分の家が仕上がってきているんです。そうして充実してきているのは好きですね。

　――今後は？
　北村：僕が初めてジュエリーを手にとったときに、自信がつくというか、日々が彩られたなという感じがしたんです。いま自分がやっている仕事というものも、誰かの明日を照らしたりとか、僕が出す映画だったり音楽だったりを見てくれる人の心を動かす仕事をしていますので、そういった日々を彩るものを発信していけたら。そうなるうえで自分も輝かないといけないし、内側から輝きが出るようなそういうアーティストや役者になれたらと思います。

　※授賞式の模様
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