俳優・松重豊が25日、都内で『東京ドラマアウォード 2022』授賞式に登場した。
『東京ドラマアウォード』は、作品の質の高さだけではなく、“市場性”、“商業性”にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰するというもので今年で15回目の開催となる。
松重は主演作の『孤独のグルメ 2021 大晦日スペシャル~激走!絶景絶品・年忘れロードムービー~』(テレビ東京)が作品賞<単発ドラマ部門>を受賞した登場となった。
スーツ姿で登場した松重。大晦日に『孤独のグルメ』を放映さることへ、「5、6年前にやったときに、テレ東さん年末捨てたんだなって。紅白歌合戦もあるし、そのころはガキの使いもやってたし。この番組をやるんだっていうのは捨てられた子供のような気分になっていました」と、しょげていたという裏話が。
『孤独のグルメ』という作品へ、「いままでやってきた作品とは違う、ただおじさんが食べている作品ですし、スケジュールも予算も大したことないんです」と苦笑いしながらな松重。
ちなみに、昨年末のミニクーパーでの移動するという設定へ、「生放送でアイデア出すんですけど、自動車整備工場の方から『ミニいらない?』と言われて。これ、もしかしたら『孤独のグルメ』で使えるかなって車でロード・ムービーするのどうというというところからはじまったんです」と、声がかかった延長から始まった企画という。
コロナ禍のなかでの番組づくりへ、松重としては、「飲食店へのエールという意味で、やりたいなと思いましたし、喜んでもらえましたし、地方の方には支えてもらえて」と感激したそう。
こうした『孤独のグルメ』によるロードムービーへ、同席した関係者からは、「できればシリーズ化したいなって」と乗り気なようで、松重も「今度ゲストよろしくおねがいします」と、ニッコリと声をかけていた。
ほか授賞式には、吉高由里子、オダギリジョー、松本若菜、満島真之介、嵐莉菜、奥平大兼、松重豊、AIらが出席となった。
※松重豊過去記事
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