“セクゾ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Sexy Zone』の菊池風磨（27）が31日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで映画『もっと超越した所へ。』（監督：山岸聖太／配給：ハピネットファントム・スタジオ）もっともっともっと超越！御礼舞台あいさつに俳優・前田敦子（31）、原作・脚本を務めた根本宗子氏、山岸監督とともに登壇した。
本作は劇作家・根本宗子氏の原作・脚本の作品。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性たちが、めんどくさい感情とキレッキレの本音をさらけ出しながら、エネルギッシュに生きるさまを痛快に描きあげている。前田は、ダメ恋愛体質の主人公、メンヘラと勘違いされがちな衣装デザイナー・真知子役を演じる。菊池は本作では、真知子と関係のある甘え上手で束縛好き、弱さをみせるクズ男・怜人役。バンドマン志望でヒモ体質の“ストリーマー”という設定となっている。
上映後にパープルのパーカーにブラックコーデをあわせた菊池。先にあいさつした前田が「平日に来て頂いて」とお礼していると菊池も「平日に来て頂いて……って、ほぼ前田さんと同じこと言ってますけど楽しんで帰ってもらえれば」と、ゆるーとあいさつをしてスタート。
今月14日より公開されている本作の感想の話題となると、前田から「友達いるの？」とイジったが、菊池は「いますよ！」と強く出つつ、「スタッフさんとか多いですね。友達からもダメ出しが来たんです。『ヒモの割に体つきがヒモじゃない』って」と、胸を張ったが、それ以外の感想へ「それ以外は届いてないです」と、声のトーンも小さくなっていく。
撮影を通じて菊池は、「寝てるところ起こすところから修羅場って始まりません？」「無防備なところをって、やだねー」など、寝起きを“襲撃”されることを学んだそう。ちなみに、菊池の寝起きを襲われたシーンは早朝の時間の撮影だったことが山岸監督から明かされ「だからマジで寝てましたよねケツ出しながら。（局部が見えないようにする）前バリも大変でしたね」と、しみじみ。
ここから、菊池が前バリの話題を深掘いうと、りしだし、「ドッキリで脱がされるところ多いんで正直なしでもいけましたよ」と、ひょうひょうと言い出す。すると前田が、なしだと前田が困るとツッコむと、菊池も「前田さんがいるのでしましたが、しないので大変でした。寝込みを襲っているってことですから、みなさん覚えて帰ってください！」と、アピールしていた。
イベント後半には前田が菊池から抱きしめられるシーンでも菊池がまだ、周囲になじんでいない状態だったらしく前田が「気まずくて」というと、菊池は必死に「全然気まずくないですよ」を連呼したうえ、「心の底から楽しくて、『Sexy Zone』のときより生き生きやってますから！」と、声を大きくして訴える。しかし、前田らは生返事を返し、菊池は「伝わっているという実感が欲しいの！」と、さらに声を張ったが何故か観客は爆笑で拍手まで巻き起こり、菊池は「やめてよ～拍手は恥ずかしいよ」と、ひたすら苦笑いだった。
そんな話もありつつ、作品の感想へは、「“あんなことがあるなんて”という驚きとか、セリフが生々しいとか。画もそうですけどリアルな感じである種ゾッとした感じで」と、心が揺れたことなども話していた。
映画『もっと超越した所へ。』は公開中！
※詳報原稿
・菊池風磨もっ超「全然気まずくないですよ」も前田敦子と平行線
※菊池風磨過去記事
・菊池風磨「舞台挨拶打ち切りだ！」共演者抜け駆け“プンプン”2
・千葉雄大 床を足ドンで“キレる”！菊池風磨「同じ人」ビックリ
・菊池風磨「もう黙ってキスでもすりゃいいんじゃないですか？」