アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の山田涼介、“トラジャ”の愛称でも親しまれるアイドルグループ『Travis Japan』の宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗が12日、都内で『anan FES 2022』内の『anan AWARD 2022』授賞式に登壇した。
『anan FES』はライフスタイル女性雑誌『anan』が昨年2020年に、創刊50周年を記念して開催。ananがキュレーションする“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベントとなっている。同誌にて、“時代の顔”としてムーブメントの先駆けや時代の象徴となった人・モ ノ・コトを表彰する「anan AWARD」の授賞式を実施しており、これまでにも岡田准一、『SixTONES』、『Snow Man』、白石麻衣、松任谷由実、林真理子が受賞している。
まずは、『Travis Japan』は『チャレンジ部門』を受賞となり、授賞式トップバッターで、フォトシューティングを敢行。優雅なターンを披露したり、羽織っていたブラックコートを華麗に投げるなど、場内の空気を熱くしてしっかりトップバッターの役目を果たす。トロフィーにあたる、金のパンダを手にした際には、松倉と川島が重さを表現しようと、パントマイムのように、手にした瞬間に重さで取り落としそうになるジェスチャーも披露することも。
受賞への気持ちとして宮近は、「まずはこんな素敵な機会と、賞を頂きありがとうございます。かねてからの目標であった、世界デビューを果たすことができました。僕らとファンのみなさんと、支えてくださるみなさんと、勝ち取ったデビューだと感じています。ここからスタートという気持ちで頑張っていきたいと思っています」と、世界デビューのお礼も兼ねてのメッセージを寄せた。ちなみに、レコード会社との調印式もあったそうだが宮近はそのときに字を書いたものの、川島からは「ダンスの方が楽かもね」とも語っていた。
さらにデビューへの想いはあふれ、中村は「口にすること大事ですけど、それに対して努力することが大事だなって感じてて。努力が無駄じゃなかったんだと感じました。きょうも、朝、シンガポールから帰って来て、出演させて頂いているのも夢のような時間です」と、コメントを寄せていた。
続けて、ananへの掲載へ宮近は「コロナ禍の時期の撮影だったので、脱ぐんではないかという恐怖もあったんですが、表紙にさせて頂いたものを、みんなで楽しく撮影できて、本当に嬉しい限りでした」と、振り返っていた。
そんな川島は「よろしくお願いします」と普通に発した後に、声を裏返るくらいに可愛らしくトーンをあげて「よろしくお願いします」といって、松倉から「それはやってるよな」との声が飛ぶ。この真意として、川島は「多くの方が集まっているので、緊張をほぐしたいなと思ってちょっとボケてしまいました」と、お茶目な笑顔も。
そんな川島だったが、「グループとしては10年nのメンバーでは5年ですが、僕たちの夢はまだまだ終わりませんし、本当ににぎやかなグループです。魅力を少しでもお伝えできれば」と真面目なメッセージを寄せつつ、「引き続きよろしくお願いします」と、呼びかける。すると、今度は松倉が「よろしくお願いします」と可愛らしい声を出し、和気あいあいな様子を見せていた。
そして山田。授賞式で『大賞』を受賞し、イベントのトリで登場フォトシューティングを受け、クールな表情を浮かべることも。
金のパンダを手にして「この重量感と違う可愛さがあるというか」と、笑みを浮かべつつ、「私達ごとですが明後日『Hey! Say! JUMP』が15年を迎えますし、今年20代最後の年なんです。その年に、名誉ある賞を頂けることを嬉しく思います。みなさん楽しんで頂けるように日々努力してきたいなと思っています」と、スピーチを。
今年は4度表紙を飾った山田だが、同誌に登場した号で印象深かったのは「ゲーム特集で僕を表紙にと言われたときに本当に嬉しかったんです。僕がゲーム配信をするときの気持ちとして、アイドルでもない、俳優でもない、割と素に近い山田涼介をお届けしたいなと思っていたんです。数ある配信者の中から選んで頂けて嬉しかったです」と、大喜びだったことや、ゲーム実況配信では「たまによくない言葉も言っちゃったりしますけど、それが身近に感じてもらえるのかなんと感じています。できることなら、この先ずっと続けていきたいです」と、ゲーム実況への想いも。
俳優として1年を通して、「本当に充実していたなと感じています。ツアーと重なったりして、心身ともにつらくなる時期もあります。そんななかでも、待ってくださっている方がいるんだなと思うと、楽しんでもらえたら、それでいいやと思っているタイプなので、エンターテインメントとして俳優業を頑張っていけたら」との心境も披露していた。
新しいことに挑戦するときに言い聞かせていることはある?との質問には、「自分自身に言い聞かせていることはないですけど、なんていうんですか、新しい扉を開くのってすごく勇気がいると思うんです。でも、それをできる人間がやらないと、後ろが詰まっちゃうんです。後ろの子たちにも、こういう道もあるんだよという道標をも作ってあげないといけないというか。先輩としての気持ちも芽生えてきたというか。振り返ってみると本当に若くして、デビューさせて頂いたので、29歳という年にしてデビュー15周年イヤーをできますが、まだまだここからだなという感じがしています。25周年も30周年もグループみんなで過ごせるようにと思っています」とのこと。ここで司会がメンバーたちへメッセージはあるかと尋ねると、「うまい酒飲もうな」と言いつつ、「普段から仲がいいので……」と、あらためて言葉にするのは恥ずかしそうな様子も見せていた。
今後へは「僕はあまり目標や夢とかを立てないタイプなんです。そのときにやりたいということを瞬時にやれる人間でありたいと思います。あまりこれをやりたなというのはないですけど、なんだろ、グループでいつか国立でやってみたいですね」と、掲げつつ、「みなさまが本当に普段から応援してくださるおかげで、みなさまには感謝していますし、飽きられない人間になれるように。このまま山田涼介をいつ見ても新しいことチャレンジしているなと思ってもらえるように。これからも山田涼介に、『Hey! Say! JUMP』についてきてください」と、呼びかけていた。
終了後には質疑応答も開催。山田へ後輩の『Travis Japan』についての話を振ると、「あまり前に出てきてほしくない」とバチバチ?な様子を見せ、これには7人も声をそろえてビックリといった様子を見せる。
そんな発言をした山田だが実際のところは「“Travis”は一緒にご飯に行ったりする可愛い後輩なので、僕も自分ごとのように嬉しいです」と、ちゃんと面倒を見て関係を構築しているよう。それだけに「そこでおめでとうと祝わせてもらえましたし……可愛い後輩たちです……ウソです」と、イジって7人を喜ばせたり動揺させたり自由自在に翻弄する姿を見せ、イベントの最後にも、「『Travis Japan』さんには負けません頑張ります」と、イジり倒していた。
■受賞理由
○山田涼介(anan AWARD 2022【大賞】)
Hey!Say!JUMPのメンバーとして2007年、11月14日にデビュー。Hey!Say!JUMPは、東京ドームでのグループ史上最年少記録を樹立。今まで発売したすべてのシングル、アルバムがオリコンランキングで初登場1位を獲得(2022年11月現在)。2022年11月14日にデビュー15周年を迎えられます。俳優としても、演技力の高さと引き込まれる魅力で多くの作品に抜てきされており、2022年は「大怪獣のあとしまつ」「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」の2部作連続公開と3本の大作映画に主演。テレビドラマの主演作も数多く、2022年度は現在放送中の「親愛なる僕へ殺意をこめて」「僕の可愛いはもうすぐ賞味期限」の2本に主演。また、2021年にジャニーズ事務所初のYouTubeユニット、ジャにのちゃんねるに参加し、同年、個人としてもゲーム実況チャンネル「LEOの遊び場」を開設。俳優として、大人気アイドルグループの一員として、爆発的な登録者数を誇る YouTuberとして、さまざまな場所で、さまざまな姿で、常に第一線に立ち続け、時代を切り拓くスターとして私たちを楽しませてくれていることへの感謝をもって、「anan AWARD 2022」 大賞をお贈りします。
2022年度のananには、2022年2月2日発売(2285号)「カルチャーを感じる、ゲーム案内。」特集(ソロ表紙)、2022年5月25日発売(2300号)「カラダを正す、骨格リセット。」特集(Hey! Say ! JUMPのメンバーの有岡大貴さんとともにバディでの表紙ご登場)、2022年8月24日発売(2312号)「睡眠と自律神経。」特集では、YouTubeユニット“ジャにのちゃんねる”のメンバーとして、表紙にご登場。そして、現在発売中の2323 号「トレンド大賞 2022」特集では、主演ドラマの放送中であり、CDデビュー15周年記念日直前の中、“時代の顔“として、表紙にご登場されています。
○Travis Japan(anan AWARD 2022【チャレンジ部門】)
2017年11月より、現メンバーでの活動を開始。シンクロダンスを武器に、ライブパフォーマンスを中心にさまざまなステージでご活躍。2022年3月より、アメリカ・ロサンゼルスへ無期限留学。渡米直後、世界最大のアーバン・ダンス・コンペティションである「ワールド・オブ・ダンスチャンピオンシップ2022」に出場。さらに世界大会「ワールドファイナル2022」に進出し、チーム部門で世界9位の成績を収めました。また、7月にはアメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴッド・タレント(シーズン17)」にご出演。審査員および現地の聴衆からも圧倒的な評価を得て、セミファイナルへと進出。そのパフォーマンス力がCaptol Recordsの担当者の目に留まり、2022年10月28日全世界メジャーデビューを果たしました。
チャレンジングな留学の中で、“全世界デビュー”という夢を掴んだTravis Japan。
アーティストとして貪欲に前進し、夢を掴む姿は私たちに大きな希望と夢をみせてくださいましたTravis Japanに『 anan AWARD 2022』チャレンジ部門をお贈りします。
『anan』とのご縁は、2020年5月7日発売(2199号)「家ストレッチ&家トレのススメ。」特集で初表紙を飾っていただき、瞬く間に完売し重版。ジャニーズJ r.のグループとして重版となったのは、SixTONES、Snow Manに次ぐ3 組目となりました。
2022年3月31日発売(2244号)「今、私たちにできること。」特集の留学直前取材では、全員でグラビアにてご登場し、留学への熱い想いを語っていただきました。
※山田涼介過去記事
・櫻井翔、山田涼介、阿部亮平、目黒蓮「相葉君のせい!」ツッコミ
・山田涼介“奴隷23号”姿や大惨事に絶叫する内野聖陽なども!映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」5分間の本編映像解禁
・山田涼介 コート姿で満面の笑み浮かべながらしゃがんで犬をなでなで!「鋼の錬金術師」オフショット解禁でCGスペシャルメイキング映像ではディーン・フジオカらと話す様子も
※Travis Japan過去記事
・Travis Japan「ロゼット洗顔パスタ」イメキャラ就任発表でそのきっかけとは?CM制作で7人で一糸乱れぬダンス披露や七五三掛龍也“カメラマン”が潜入取材でメンバーコメント引き出す
・反町隆史 福原遥、Travis Japan・中村海人らドラマ「今どきの若いモンは」ポスタービジュアル解禁!主要キャストや予告映像公開【キャラ設定有】
・Travis Japan・松田元太、萩原聖人、古田新太、高岡早紀、渡部篤郎ら玉木宏主演ドラマ「だから殺せなかった」共演者にキャスティング!ポスタービジュアルも公開