北村匠海 身長欲しい理由に小栗旬!高倉健さん形容に笑顔

北村匠海 身長欲しい理由に小栗旬!高倉健さん形容に笑顔3

 ダンスロックバンド『DISH//』で俳優・北村匠海が24日、東京・丸の内ピカデリーで劇場アニメーション『かがみの孤城』(監督:原恵一/配給:松竹)プレミアイベントに當真あみ、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、梶裕貴、宮﨑あおい、原監督とともに登壇した。

 作家・辻村深月氏の同名ベストセラー小説が原作。鏡に吸い込まれ、不思議なお城で暮らすこととなった7人の中学生たちの、心の交流とお城に隠された謎に迫っていく物語。當真は学校での居場所をなくし、家に閉じこもるようになった中学1年の主人公・こころ役を、北村はサッカーが得意で誰にでもフラットに接する爽やかな少年・リオン役を演じた。

 会場には7枚の巨大な鏡が設置され、そのうちの1枚からキャスト陣が登場するという、雰囲気満点の凝った演出からスタート。

 司会からリオンがサッカーが得意という役どころという紹介がされると、北村は「サッカー勝ちましたね。お城からリオンも喜んでいたと思います」と、ユーモアあふれるあいさつをはじめる。

 役作りの話題となり、北村は、「僕は25歳で中学生のリオンくんに声を当てるというのが1番ネックだったんです。そこで原監督にそのお話をさせて頂いて」という不安があったという。しかし、「マイクテストでやっているときに『そのままでやってくれていい』と言われて。そこで、ありのままと言うか、自分のままの瞬間もこの映画には入っているのかなと思っています」と、素の自分が入ったそう。

 これに原監督は「役と年齢に幅があったので心配があったんです」と、率直な心情を明かしたが、「雑談をしたときに大丈夫と思って」と、安心したという。北村のアフレコエピソードとしては、原監督が「『休憩をとりたくない』って言われたんです。普通のアフレコなら2、3時間やったあとに休憩を入れるんです。この収録中に休憩を伝えたら、『いや、このまま続けます』と言われて。それは気持ちを切らせたくなかったんだと思って、リオンのままで続けたいと思って。役者魂を感じました」と、感じいったという。

 この原監督のコメントに、北村は「頭から撮っていくんですけど、向かっていかないといけない感情の振り幅があって、この作品は止まってはいけないなと思って。座らず、ずっとマイクと向かい合いながら4時間くらいやっていました」と、補足するように話す。すると原監督は「ミスもなかったので、北村くんが言ったことも、こっちも感じました。だから、ずっと立ってるんだろうなって。機械の調整とかで、『座ってください』とお伝えするんですけど、そこでもずっと立ってらっしゃって。高倉健さんみたいでした」と、名優の名前を挙げて褒めると、北村も「光栄です」と、思わず笑顔が浮かんだ。

 作品にちなんで、もしも願いが叶うなら?という問い掛けに、北村は「身長を184センチまで伸ばしてくれと」と、具体的な数字を挙げて願望を伝える。この理由として、「小栗旬さんが184センチなんです。小学生のときに、ご一緒して、そこから関係を続いていて」という憧れからのよう。

 しかも北村は、「最近伸びたといわれるんです。男子は30歳まで伸びうと言われているので。それくらいのタッパが欲しいです。高校生以来測ってないので、わかってないですけど、いまは175~178センチと、それくらい見栄をはらせてほしいです。牛乳飲んでるので」と、アピールも。

 すると隣にいた吉柳も大共感したり、板垣も身長が伸びるようにと願いを明かし、北村も、「僕は25歳ですけど、最近言われるのが『身長伸びた?』なので、20歳なら大丈夫です」と、声をかけていた。

 『かがみの孤城』は12月23日より全国公開予定!

 ※イベント別記事
 ・梶裕貴「かがみの孤城」出演は「声優冥利に尽きる」!役作りも

 ※北村匠海過去記事
 ・北村匠海、草なぎ剛ら「JUNON」2023年11月号登
 ・北村匠海「幽☆遊☆白書」幽助役!オファーに「どでかい冗談」
 ・DISH//ワンマンツアー大阪で初日開幕!北村匠海「僕たちの“今”をみんなと一緒に過ごそうと思ってこのステージに立っています」【公式レポ】

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