M-1グランプリ決勝進出9組発表!「人生を変える大会」

M-1グランプリ決勝進出9組発表!「人生を変える大会」1

 漫才ナンバーワンを決める『M-1グランプリ』決勝進出者発表会が30日、都内で開催されダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000が18日に開催される決勝戦への進出したことが発表となった。

 以下、公式レポート部分。

 『M-1グランプリ2021』では過去17回の歴史において、昨年かつてない伝説が誕生した。43歳のツッコミと史上最年長50歳のボケのコンビ・錦鯉が優勝。2020年の決勝進出までほぼ無名だった崖っぷちコンビの優勝は、日本中に笑いのみならず、勇気と希望を与えたことは間違いない。あれから1年、今年の出場組数は、昨年の6017組を大幅に更新し、史上最多となる7261組。知名度、プロアマ問わず、もっと日本を笑わせたいと奮起した芸人たちが、日本一の称号を賭けて今年も火花を散らした。

 GYAO!生配信で行われた決勝進出者発表会見は、司会をかまいたちが担当。オープニングで2人は「今年は新しいメンバーもいたり」「どんどんM-1が進化していってる」とコメント。そして、発表の瞬間を撮影したVTRとともに、名前を呼ばれた決勝進出者たちが順に舞台に登場。見事決勝に進出したのは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ(プロダクション人力舎)、キュウ(タイタン)、ウエストランド(タイタン)、ヨネダ2000の9組(発表順。事務所表記の無い出場者は吉本興業所属)。ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000の5組が初の決勝進出となる。

 ダイヤモンドは野澤が「去年は年末に足の骨を3本折った。今年はこんなにいい年になるとは」と感無量の様子。小野は登場する際にしてしまった先輩芸人のポーズについて「やりなおしたい」と後悔。

 男性ブランコは「うれしすぎたらこんな気持ちになるんだなと、今エッチな気持ちです」(平井)、「『キングオブコント』準々決勝で落ちて、その悔しさからドエロい気持ちになってる」(浦井)と告白。

 カベポスターは「『ABCお笑いグランプリ』優勝の勢いにのれてうれしい」(浜田)、「準決勝は3度目。悔しい気持ちを何度も味わった」(永見)とコメント。

 ロングコートダディは2年連続の決勝進出ということで「酸いも甘いも知ってる」(兎)、「プロフィールの趣味欄に『決勝』と追加したい」(堂前)とボケる余裕を見せた。

 5年ぶりに決勝に返り咲いたさや香・新山は「5年ぶりの上戸彩さんなので、思い切って『久しぶり』って言ってみようかと」と意気込みを見せるも、かまいたちの2人が「やめとけ!」と慌てて制止。

 真空ジェシカは昨年の決勝進出者会見を振り返り「川北が余計なことをし過ぎて事務所の社長にめちゃめちゃ怒られた」と反省。

 キュウ・清水は初の決勝進出の喜びを自身のネタセリフ「めっちゃええやん」で表現。

 さらに、同じ事務所のウエストランドが登場の際に事務所の先輩である爆笑問題・太田の「プシュー」ポーズをしたため、事務所の先輩・長井秀和のネタセリフ「間違いない!」と叫び対抗。

 2年ぶりの決勝進出となったウエストランド・井口は「前回の決勝は悔しい思いをした。忘れ物というか、私物ほとんど置いてきた感じ」「若手と一緒にライブに出て『出るな』『老害』と言われても耐えてきた」と堪えてきた思いを吐露。

 今大会決勝で唯一の女性コンビとなったヨネダ2000は、愛が髪をかき上げながら「マニュアルの免許を取った冨永愛です」、誠が頭にハンガーを付けて「ハンガースーパーフライです」と、結成3年目、最年少ながら大胆なボケを繰り出す度胸を見せつけた。

 生配信終了後の質疑応答では、「優勝賞金1000万円の使いみち」について、「足に入ってるボルトを抜かないといけないので手術代」(野澤)、「相方が入院している間の生活費」(小野)、「おなかいっぱい食べたい」(キュウ・ぴろ)、「貯金」(井口)などの現実的な使いみちから、「プライベートジェット機」(カベポスター・永見)、「空の浴槽に500万円いれてダブルピース」(堂前)、「パラオでスキューバーダイビング旅行」(平井)など夢のような使いみちまでさまざま。また、「今年子どもが生まれまして。500万円すぐなくなる」(さや香・石井)、「子どもを幼稚園に送り迎えするための電動自転車が50台くらい買えますね」(清水)、「今年崩してしまった娘の学資保険」(ウエストランド・河本)と、子どものために使うという回答も。

 続く「『M-1グランプリ』はどういう存在か」という質問では、「母です」(ぴろ)、「僕にとっては父です」(清水)、「賞レース界の龍」(平井)、「スギちゃんにとっての『R-1グランプリ』」(川北)などのボケ回答が続出。最後は最年長の井口が「人生を変える大会です」と真面目に締めくくった。

 本番のネタ順はおなじみとなった「笑神籤(えみくじ)」方式。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露。1組ずつネタ順が決定していくことになる。そして昨年同様、笑神籤の中から「敗者復活組の籤」が選ばれた時点で敗者復活組を発表。六本木アリーナからスタジオに直行し、そのままネタを披露する。

 決勝戦は12月18日(日)午後6時34分より、ABC・テレビ朝日系列にて全国ネット生放送。彼ら9組に、決勝前に東京・六本木ヒルズアリーナにて行われる敗者復活戦で選ばれる1組を加え、計10組で優勝賞金1000万円と漫才日本一の称号を競う。

 「敗者復活戦」は午後3時からABC・テレビ朝日系全国ネットで生放送予定。敗者復活組は今年も視聴者投票で決勝進出者が決定。投票はM-1グランプリ公式サイトにてテレビ、パソコン、スマホから受け付ける。

 なお11日(日)ひる0時55分からは、特別番組「来週はM-1グランプリ 超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP」を放送。またABCラジオでは決勝と同時刻に「ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ2022」を生放送予定。また、GYAO!ともタッグを組み、M-1グランプリを盛り上げる。

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