俳優・森崎ウィン、鈴木拡樹が7日、都内でミュージカル『SPY×FAMILY』(脚本・作詞・演出:G2)製作発表記者会見に『日向坂46』佐々木美玲、唯月ふうか、岡宮来夢、瀧澤翼、山口乃々華、木内健人、鈴木壮麻、朝夏まなと、演出のG2氏とともに登場した。
漫画家・遠藤達哉氏による原作(集英社「少年ジャンプ+」連載中)による累計発行部数2700万部突破の人気コミックが原作となっている。クリエイティブスタッフとして、脚本・作詞・演出はG2(ミュージカル『マイ・フェア・レディ』ほか)、作曲・編曲・音楽監督は、かみむら周平が手掛けることも合わせて決定している。なお、アーニャ役は子役オーデイションでキャスティングしており、会見では年内にも発表予定であることも明かされた。森崎、鈴木拡樹は凄腕スパイでコードネーム“黄昏(たそがれ)”と呼ばれているロイド・フォージャー役をWキャストで演じる。
黒コーデで登場した森崎は、「本当にこの場に来れて幸せです」と笑みを見せれば、ストライプのスーツ姿の鈴木拡樹は「新しい世界を見るために集まったメンバーだと思っています。すごく楽しみにしています」と、意気込んだ。
ロイド役にキャスティングされた際に、森崎は「正直驚きました。ミュージカル界で僕はまだまだ経験が少ない中、帝劇の主演としてお声がけを驚きとともに喜びが混在していて。機会を頂けたと」と、さまざまな気持ちが胸の中を駆け抜けたそう。
しかも、すでに世界で反響があったという森崎。「先日ある番組の撮影でイギリスに行ったときに、イギリスに住んでいる日本人の方もそうですが、イギリスに住んでいるミャンマー人の方から『森崎ウィンだ、SPY×FAMILY出るんでしょ!観たい!』と、言ってたことが印象的で」と、その反響の高さに驚いたとも。
鈴木拡樹は、「責任感と緊張感もあったんですが、それ以上に楽しみだったのがロイド・フォージャーが素晴らしいスパイで、なんでもこなせてしまうんです。自分は不器用な人間で、そんなにすべてをこなせるわけではないのですが、舞台上では完璧な人間として。それと、その完璧さが崩れる瞬間も楽しみになると思います」と、アピールした。
作品にかけて自分の秘密は?という質問があがり、森崎は「こう見えて飛行機が大好きです。エアバス380が好きで」と、マニアックなものを挙げたり、鈴木拡樹は「ロートーンで話すので“あまり動かなそう”と言われるんですけど、動かすのが好きで毎日ランニングしています。幼稚園からやっていて、体力面には自信があります」とのことだった。
そして森崎から「明日の糧になるようなものをお届けできればと思っています」と、メッセージを寄せていた。
ミュージカル『SPY×FAMILY』東京公演は2023年3月8日から同29日まで帝国劇場にて、兵庫公演は2023年4月11日から同16日まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて、福岡公演は2023年5月3日から同21日まで博多座にて上演予定!
■ほか出演キャスト
楢木和也(ドミニクほか)
新井海人、大津裕哉、小倉優佳、鎌田誠樹、栗山絵美、桑原柊、柴田実奈
島田彩、丹宗立峰、堤梨菜、LEI’OH、般若愛実、福田えり、深掘景介
藤岡義樹、湊陽奈、宮野怜雄奈、武者真由、元榮菜摘、山野靖博、ユーリック武蔵