俳優・藤岡弘、、簡秀吉、前田拳太郎が23日、東京・サンシャインシティ池袋のスペイン階段前で『生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展』オープニングセレモニーに登場。集まったファンからは歓声を浴びた。
翌23日より池袋のサンシャインシティ 展示ホール Aにて開催される同展を記念してのイベント。藤岡は仮面ライダー1号/本郷猛役、簡は仮面ライダーギーツ/浮世英寿役、前田は仮面ライダーリバイ/五十嵐一輝役を演じていることからゲストとして招かれた。
仮面ライダー1号や V3、BLACK RXら昭和ライダー13人、クウガ、龍騎、電王、W、ジオウら平成ライダー20人、ゼロワンからギーツまでの令和ライダー5人と時代を超えて総勢38人の仮面ライダーが階段に勢ぞろいするなか、3人はその間から華々しく登場した。
藤岡は、「偉大なる石ノ森章太郎先生により仮面ライダーが誕生して50年。時を経て、そしてまたここに全仮面ライダーが集まりましたことを本当に喜ばしく思っております。全仮面ライダーとともに、こよなく愛する方たち、スタッフ、俳優さんとともに、思いを1つにして感無量でございます」と、万感の思いを。
展覧会を一足先に体感したという藤岡は「思い出深き、懐かしいものが流れてきました。多くのスタッフ、関係者、俳優のみなさんを思いながらグッとくるものがありました。これほどまでに歴史が続いてきて、感動とともに胸が熱くなりました。ただ、感謝の言葉しかでてきません。涙と汗の結晶の仮面ライダー、感謝の一言です。ご苦労様でしたと言いたくなります。感謝です」と、感動を伝える様子も。
続けて、前田は「歴史を肌で感じられる場所なので、早くみなさんに見ていただきたい気持ちでいっぱいです!」といえば、簡も「仮面ライダーは、いつ見ても格好いいんだなって感じています」と、感想を寄せた。
藤岡から、未来へ続いていくライダーらへ「昭和・平成・令和とつながってきたヒーローの存在とはと、感じるところがあります。愛と夢と勇気を世界中の子供達に届ける責任、子どもたちに与える影響力高いです。その使命を担ったみなさん、その思いを胸に、戦い続けてください。子どもたちは未来の宝です。その影響力を考えながら、みなさんの思いを胸に、ますます、気を持って戦い続けてほしいと思います」と、言葉を送るとともに「ただ1つ思い出しますが石ノ森章太郎先生が撮影にいらしたときに忘れられない言葉があります。『藤岡くん、仮面ライダーは永遠なんだよ』という一言です。今も胸に響き、心に染み付いております。全仮面ライダー頼むぞ、そういう気持ちです」と、石ノ森氏の言葉も伝えていた。
これを聞いた前田は「僕も小さい頃に仮面ライダーたちに憧れてヒーローを目指すきっかけになったので、今の子供達に夢を与え続けられる存在になれば。自分がヒーローだという思いはこの先も忘れちゃいけないなと実感しました」と、気持ちを新たにするとともに、簡は、「藤岡さんの言葉を聞いてさらに、さらに頑張っていこうと思いました」と、決意を。
ここで、藤岡へ質問することもあり、簡は「過酷なスケジュールを乗り切るには」と問うと、藤岡は「全世界の子どもたちをずっと見届けている、その心の中に、感動という思いがあって、子供が一生かけて永遠に残っていく。子供はよく観ているんです。子供は1回火がついた夢はずっと見続けてくれるんです」と、未来を伝えて励まし、簡も「藤岡さんからの熱い言葉を頂いたので撮影を頑張ってギーツも応援してもらえるよう頑張っていきたいと思います」と、笑みを見せた。
そして藤岡から「仮面ライダーは永遠なり!」との声で東京会場スタートへ弾みをつけた。
『生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展』東京会場は23日から2023年1月15日まで池袋・サンシャインシティ 展示ホールAで開催!