“ジャニワ”との略称でも親しまれている舞台『JOHNNYS’ World Next Stage』(演出:東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦)会見が3日、東京・帝国劇場で開催され『HiHi Jets』、『美 少年』、『少年忍者』ほかジャニーズJr.らが公演直後に思いなどを語った。
2012年11月初演以来、ジャニー喜多川さんのエンタテイメントの集大成として上演を重ねてきた『ジャニーズ・ワールド』『ジャニーズ・アイランド』シリーズの最新作。演出は東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦の3人が務めていることでも話題となっている作品だ。
会見では、けいこ中に、演出の3人から言われたことが話題に。『美 少年』浮所飛貴は「演出家のみなさんおっしゃってらっしゃったのですが、登場シーン、真面目な顔をして固くなって登場しがちなのですが、今回の場合だと『最初から笑っていることで、よりお客さんが感動するから』といわれて。静寂なシーンから舞台は始まりますけど、笑顔になっていることでよりお客さんが感動するということで。もちろん2幕で真剣な表情をしていないといけないところもあるので、そこは真剣な表情をしています」と話す。
『美 少年』那須雄登は堂本からの殺陣のけいこについて語り「光一くんが剣を持って教えてくれて、『SHOCK』みたいで格好良くて。基礎トレーニングで青眼に構えるところからやるんです。何十回もリハーサルを重ねてやって。殺陣は息が上がるくらいきつくて」と、苦労があったという。
そんな那須だが、「心残りがゲネプロのときに刀を合わせたら折れちゃって。練習しすぎて折れたと思うんですけど、1人だけナイフみたいになっちゃって。その後に曲があったんですけど、ナイフみたいになっちゃってるからどうしようと思って。そうしたら目の前に狩さん(猪狩蒼弥)がいるし、刀も転がってる、もらっちゃおうって思って」というと、『HiHi Jets』猪狩蒼弥は「そうなんですよ、こいつ、俺の刀を持っていっちゃったんですよ。最初俺が折ったと思って、スタッフさんにすげー謝りましたよ!」と裏話を披露し、一同爆笑していた。
“イノッチ”こと井ノ原については、『HiHi Jets』橋本涼から「イノッチの熱量がすごくて、パッション1番なのがイノッチなんです。東京ドームのカウントダウンコンサートのときにもリハーサルが終わった後、本番が始まるまでの間に僕たちイノッチとけいこしてました。ここが分からないと言ったら、ボイスメッセージで言い方を教えてくれるんです。そういう愛が深かったなって」と話したり、「今年はじまって1番最初にイノッチに怒られたんです。セリフを1つ飛ばしてしまって。楽屋でマジな顔で怒られました」と、熱心に指導している様子を窺わせるコメントも。
その井ノ原のエピソードとして、猪狩は「リハーサルの初日のときに井ノ原さんと僕らはほぼ初対面で、若干気まずかったんです。そんなときに井ノ原さんが、『よし、エアバレーボールやろうか』って言って。グループを半分に分けて、エアでバレーボールをやったんです。誰にトス挙げるか名前を言って。
あれでキュッとなったんです。感謝してもしきれないですね」と、キャスト陣をまとめあげる手腕の一端を窺わせつつ、猪狩はその最後に「サンキュー、イノッチ、ありがとな」と、調子に乗ってタメ口のような口を聞くと隣にいた那須から「怒られるだろ!」と、ツッコまれ盛り上がっていた。
ほかにも、本作では従来から作品を支え続ける振付チームに加え前田清実氏、HideboH氏、梨本威温氏、Sota氏といったさまざまなジャンルから振付家が振り付けを担当するなか、屋良朝幸が『スニーカーぶる~す』、『A.B.C-Z』五関晃一が『Real Face』、『Snow Man』岩本照が『硝子の少年』の振り付けをしていることもアナウンス。『少年忍者』川﨑皇輝から岩本について、「僕たち『少年忍者』は12人だけで、岩本くんが振り付けた『硝子の少年』をやるんですけど、岩本くんをほぼ独り占め状態でした。『Snow Man』さんがやられているような、振りを『硝子の少年』に合わせた振りにされているんですけど、そこも岩本くんらしくて。(スポーツ・エンターテインメントの特別番組)『SASUKE』でもお世話になっている安嶋(秀生)経由で、いまでも振り付けにアドバイスを頂きながら完成度を高めてやっています」と、明かすこともあった。
舞台『JOHNNYS’ World Next Stage』は1日から同26日まで帝国劇場にて全36回で上演予定!
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