アイドルグループ『NEWS』加藤シゲアキ(35)が4月1日より上演予定のパルコ・プロデュース2023「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」(演出:マキノノゾミ)を主演することが12日、発表となった。
2016年にパリで上演され人気を博したフランスの若手劇作家・演出家アレクシス・ミシャリク氏の出世作が日本初上演。1897年のパリを舞台に、将来を嘱望されるも2年間という長いスランプに陥っている崖っぷちの劇作家エドモン・ロスタン(加藤)に突然、3週間後に初日が迫った仕事が入る。大女優と大御所俳優のむちゃぶり、親友との三角関係、主演女優のきまぐれ、プロデューサーからの鬼催促、完全なる資金不足、妻の嫉妬など、あらゆるトラブルにみまわれながらも、エドモンは17世紀に実在した大きな鼻の剣豪詩人の話である『シラノ・ド・ベルジュラック』を書き始めるのだが……。初日の幕を上げるために必死で作品創りをしている舞台人を描いた物語。
今回の発表に合わせ、演出のマキノ氏、加藤からコメントが寄せられた。
●マキノノゾミ氏
新作劇の初日を開けるまでのムチャぶりの連鎖! 迷走につぐ迷走! 劇作家の受難につぐ受難ぶり! 焦燥の末の奇跡的なインスピレーションの到来と、震えるような執筆の陶酔!これはもう同業者として同情を禁じ得ないどころの話ではありません!
いやもう実にリアル! 実に滑稽! そして実に感動的!
この公演は、本邦初演となる現代フランスの傑作喜劇ですが、日本広しといえども、この作品を、強烈な思い入れと、熱烈なシンパシーをもって演出できるのは、もはや「このわたししかいない!」と思いあがって取り組む所存です!
やたらと「!」が多いですが、どうぞ、ご期待ください!
●加藤シゲアキ
『シラノ・ド・ベルジュラック』を生み出したエドモンがいかなる苦悩を経て、この不朽の名作を生み出したか。
ひもじくも妥協せず、あらゆる犠牲を払って作品に向かい合うエドモンは、誰にでも理解できる人物ではないかもしれません。
しかしその過程を切実かつユーモラスに描くこの作品に、私は僭越ながら共感しました。
同時に言葉の持つ力も改めて実感し、今この時代にこの公演を行う意味を、台本を読んで以来ずっと考えています。
エドモンになれる喜びを胸に、誠心誠意心を込めて演じさせていただきます。
パルコ・プロデュース2023「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」東京公演は4月1日から同16日まで新国立劇場 中劇場にて、大阪公演は4月22日から同24日まで東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて上演予定!
■公式サイト
https://stage.parco.jp/program/edmond
※加藤シゲアキ過去記事
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