藤ヶ谷太輔 涙の謝罪切り取り!「そして僕は途方に暮れる」場面写

藤ヶ谷太輔 涙の謝罪切り取り!「そして僕は途方に暮れる」場面写1

 “キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の藤ヶ谷太輔(35)主演で公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』(脚本・監督:三浦大輔/配給:ハピネットファントム・スタジオ)。本作の新場面写真が21日、解禁となった。

 本作は、2018年にシアターコクーンで藤ヶ谷主演で上演された同名オリジナル舞台を映画化したもの。藤ヶ谷演じる主人公のフリーター・菅原裕一(すがわら・ゆういち)がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族……と、あらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇を描いたもの。逃げて、逃げて、逃げ続けたその先で、彼を待ち受けていたものとは――。裕一と5年間同棲している彼女・里美役に前田敦子、親友・伸二役に中尾明慶が舞台版と同じ役柄で出演しており、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平が起用されている。

 公開されたのは、藤ヶ谷が全身全霊で演じきった裕一が号泣する場面写真。恋人、親友、先輩、後輩、姉、母、から逃げた裕一は最後についに父親とも言い合いになり居すわっていたアパートを飛び出す。久々に実家に戻ると、姉・香(香里奈)から「みんなに言う事あるでしょ」と一喝された裕一は、逃げ続けてしまったことに初めて向き合い、号泣。「今、俺変わろうとしてます。なんか、ごめんなさい。なんかでしかないんですけど、なんか俺頑張ろうとは思ってます」と謝罪する表情が切り取られている。

 実はこのシーンの藤ヶ谷の演技は、監督が当初考えていた狙いとはやや違っており、他のシーン同様かなりな数のテイクを重ねていたが、藤ヶ谷の完全に裕一が乗り移ったかのような感情が溢れ出す真に迫った演技に心動かされた三浦監督が当初のニュアンスを変えてワンテイク目を使用したそう。

 そんな藤ヶ谷演じる裕一のダメっぷりにSNSの感想では「完璧なクズ男になりきっていた」、「凄まじい名演技」、「クズ男に泣かされた」、「あのどうしようもないクズ男は藤ヶ谷くんしか演じられない」と称賛と共にここまでやるとはと驚きの声が集まっている。さらに、本作に対しても「裕一の弱さは自分にもある弱さだ」、「理由に共感できる部分があって人間臭さがあってとても良かった」、「出来事に身に覚えありすぎてずっと見入ってた」と裕一に共感する反応も出ているものとなっている。

 ※藤ヶ谷太輔過去記事
 ・藤ヶ谷太輔 主演作次作あったら監督交代!?厚い感謝も
 ・藤ヶ谷太輔 1回限定うさ耳装着予告!逃げるレベルアップで携帯切る?
 ・藤ヶ谷太輔大晦日に“逃亡”!「そして僕は途方に暮れる」映像202

 ※記事内画像は(c)2022 映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会