大沢たかお映画『沈黙の艦隊』主演!谷隼人&木村昴「たけし城」隊長

大沢たかお映画『沈黙の艦隊』主演!谷隼人&木村昴「たけし城」隊長1

 Prime Video『Prime Video 新年発表会: Meet the Producers 2023』が25日開かれ、大沢たかお、谷隼人、木村昴、里崎智也、福留孝介が登場した。

 今回の発表により日本のPrime Video初となる劇場版映画として配給することが決定したAmazon スタジオによる人気漫画の実写版 Amazon Original映画『沈黙の艦隊』、昨年発表し話題を集めたAmazon Original『風雲!たけし城』の続報、そして、新たなスポーツのライブ配信となる『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(TM)』の3作品。

 Amazon Original 映画『沈黙の艦隊』の製作発表では大沢が主演するとともにプロデューサーを務めることもアナウンス。さらに、原作者のかわぐちかいじ氏、『キングダム』に続き大沢氏とタッグを組む、プロデューサーの株式会社クレデウス代表取締役の松橋真三氏がステージに登壇した。

 大沢は本作品への参画について「松橋(真三)プロデューサーと電車の中で話している時に、「『沈黙の艦隊』どう思いますか?」と聞かれて、これはすごいことになるなと思って、段々話し始めて企画が形になっていった」と、振り返る。

 一方、原作者のかわぐちかいじ氏は、実写化の話を聞いた時の感想として、「最初に実写化のオファーをもらったときは、なんて無謀な話だと思った。この『沈黙の艦隊』はテーマとスケールから絶対に実写化できない自信があったんですが、無謀だと思いながらそれと同時にある種の爽快な感じ、チャレンジする爽快感を感じました。今では、早くでき上がりが見てみたいという期待感が大きい」と期待を寄せた。

 また、大沢はかわぐち氏の話を受け、「先生がおっしゃる通り、実写化するには最難関、不可能という壮大なスケールの中で、果たしてできるのかなという疑念から入ったけど、松橋プロデューサー、Amazonのチームの力がどんどんどんどん集結する中でこれがファンタジーじゃなくて実現するんじゃないかと思った」と撮影開始時の感想を話していた。プロデューサーの松橋氏は、『沈黙の艦隊』を今制作することに対して、「この激動の時代に、エンターテインメント業界も激動を迎える中、世界に対して提案できる作品として満を持して今まさにやりたいこととして『沈黙の艦隊』を作っています」と、意気込んだ。

 また、実際に撮影現場を訪れたかわぐち氏は、海江田四郎を演じる大沢氏を見て、「海江田がここにいた」と思ったとその時の感動を口にしていた。

 そして、大沢から、劇場公開を心待ちしている方たちに向けて「映像化不可能と言われた『沈黙の艦隊』に30年の時を経て、この令和の今、我々は挑戦させていただいています。今、やるべきものだと信じていますし、かわぐち先生に喜んでもらえるように、原作のファンにも喜んでもらえるように、そして原作を知らない人にもみなさまが見て、劇場を出る時に言葉を失うような新しい力のある日本映画を見せられるように懸命に頑張っています。楽しみに9月まで待っていてください」と、メッセージを寄せた。

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 一方、Amazon Original 『風雲!たけし城』では、正式タイトルが『風雲!たけし城』に決定したことや4月下旬に、全8話での配信を予定していることが発表。

 プライム・ビデオ オリジナルコンテンツ製作責任者の早川敬之氏はPrime VideoとTBSがタッグを組んで実現する『風雲!たけし城』の復活について、「日本の誇る唯一無二の“素人参加型バラエティ番組”である、『風雲!たけし城』を今年いよいよ、お客さまにお届けすることができ、大変嬉しく思います。Prime Videoだからこそできる、規模感や仕組み、何よりもTBSさんの制作協力を経て、令和に新たなたけし城が復活します。ぜひご期待ください」と、メッセージを。TBSのエグゼクティブプロデューサー片山剛氏は、「番組自体は34年前のコンテンツですが、海外では今もなお吹き替え版や現地版が世界中で愛され続けています。私たちTBSでもずっと復活させたいと誰もが思っていました。そんな中、今回Amazonさんとご一緒させていただき復活となったことはとても光栄です。お互いの知恵をもちより、観た人すべてがワクワクしていただけるゲームとともに、高いクオリティで番組をつくることができました。作り手の我々もずっと笑いっぱなしでした、手ごたえを感じています」と、自信を見せた。

 その後、オリジナル版に引き続き、34年ぶりに攻撃隊長として出演する谷と、新・攻撃隊長として出演する木村が紹介。谷は今回の出演について「戻るとか戻れるとかじゃなくて、(攻撃隊長の服装で)スタジオに入ったときに、そのまま34年前に戻っちゃった。本当に(撮影を行った)2022年の夏は最高の夏だった。」と話し、木村は「僕が生まれる前にやっていた作品なんですが、自分が成長する過程で何度も耳にしたり、存じ上げていた伝説的な番組でした。そんな番組にこうして令和の新・攻撃隊長として関わることができて大変光栄だと思いました」と答えていた。

 また、竜神池など、オリジナル版で親しまれてきたゲームに加え、今回初めて登場する新ゲームなどを紹介。紹介されたゲームについて、谷氏は「竜神池なんてかなりバージョンアップしているし、そもそもお城がすごいですよ。全面LED。オリジナルのゲームはもちろん、あの頃よりスケールアップしてますね」と期待をあおった。

 会の最後には攻撃隊長・新攻撃隊長による出陣の掛け声でヒット祈願を行っていた。

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