『東京アニメアワードフェスティバル2023』(TAAF2023)のアニメ オブ ザ イヤー部門の各賞が9日、発表された。
TAAF2023のアニメ オブ ザ イヤー部門は、2022年度(2021年10月1日~2022年9月30日)に上映・放送されたアニメ全412作品より、アニメ業界の第一線で活躍しているプロデューサー、クリエイター、その他メディアやアニメグッズを扱う店舗など、幅広いアニメーション業界のプロフェッショナルが選ぶ「作品賞」「個人賞」と、ファン投票で選ばれた「アニメファン賞」を授与するものとなる。
『作品賞』の劇場映画部門には『ONE PIECE FILM RED』、TVシリーズ部門には『SPY×FAMILY』が輝くことに。
続けて『個人賞』へ。
『原作・脚本部門』には『若おかみは小学生!』『夜明け告げるルーのうた』『リズと青い鳥』などを手掛けている脚本家・吉田玲子氏。
『監督・演出部門』には1998年に『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』で監督デビュー。『無限のリヴァイアス』『プラネテス』『ジャングル大帝』『純潔のマリア』『コードギアス』シリーズなど、オリジナルや原作ものを問わず監督作多数。『FILM RED』で24年ぶりに『ONE PIECE』に戻った谷口悟朗監督。
『アニメーター部門』には亀田祥倫氏。WITスタジオ所属。『モブサイコ100』シリーズ(2016年~2022年)・『映画ドラえもんのび太の宝島』(2018年)キャラクターデザイン、総作画監督。『犬王』(2022年)総作画監督。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年)メカ作画監督補佐を務めている。
『美術・色彩・映像部門』には衛藤功二氏。ufotable所属。『劇場版 空の境界』『Fate/Zero』『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』『鬼滅の刃』にて美術監督を務めている。
『音響・パフォーマンス部門』には歌い手・Ado。。2020年に「うっせぇわ」でメジャーデビューを果たし社会現象を巻き起こし、アルバム『狂言』、『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』もランキングを席巻しロングヒット中。Billboard JAPAN Artist 100 アーティストランキング年間1位を獲得している。
さらに、投票総数18万3364票のなかから選ばれた『アニメファン賞』には『メカアマト』が輝いた。