俳優・木村拓哉主演で俳優・綾瀬はるかが共演し現在公開中の映画『レジェンド&バタフライ』(監督:大友啓史/配給:東映)。本作の新場面写真が11日、解禁となった。
東映70周年を記念した作品。織田信長(木村)と、“帰蝶”とも呼ばれている謎に包まれたその正室 ・濃姫(綾瀬)を描く。政略結婚という最悪の出会いから始まった2人は、いかにして真の夫婦となり、共に天下統一へと向かって行ったのか……魔王と呼ばれながらも時に悩み苦しむ信長を<ひとりの人間>として描き、その側で支え続けた濃姫との知られざる物語となっている。
公開されたのは信長の最期としてこれまで数多く描かれてきた『本能寺の変』のもの。その撮影では、敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて敢行。その4日間は、日を追うごとに木村の衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていく……本番一発勝負のシーンも多く、緊張感に包まれた4日間となった。
大友監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まで足掻くアクションにしたい」と、オーダー。木村は「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と振り返った。
※『レジェンド&バタフライ』過去記事
・木村拓哉「レジェンド&バタフライ」PR活動で「胸を張れる要素」
・木村拓哉“余韻を散らかさないで”雰囲気感じる?
・木村拓哉 イメージさせたら「本作は成功なのかな」というシーン?
※記事内画像は(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会