宮野真守「超次元音楽祭」圧巻のトリ!初だし楽曲熱唱

宮野真守「超次元音楽祭」圧巻のトリ!初だし楽曲熱唱2

 声優で歌手・宮野真守が11日、神奈川・横浜のぴあアリーナMMで開催された『オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス 2023-』DAY1でトリを務めた。

 『オダイバ!!超次元音楽祭』とは、アニメやゲーム、インターネットから生まれる音楽、そしてそれを取り巻くファンの熱狂を届けたい!という思いのもと、「2次元も、2.5次元も、3次元も…垣根を取っ払い、次元を超えてひとつになろう!」というコンセプトで誕生した音楽番組。20年正月に特番としてフジテレビ地上波にて放送され、反響があり、21年から2月に同会場で開催されているイベントで今年で3回目となる。

 宮野のライブパート前には、配信では入野の後に宮野が登場。ここでは『angela』のKATSの立ち位置に宮野が立っておりatsukoと並んでのものとなり、2人でトークを繰り広げたうえ、テロップには『angela』と振られる遊び心も。

 さらに、MCを務める日村勇紀と設楽統によるお笑いコンビ『バナナマン』と、入野自由、畠中祐、『R3BIRTH』『angela』、大橋彩香トークもひな壇形式で展開。事前に出演者に行われていたというアンケートに答える形で展開。

 『本番中に“笑わせないで!”とクレーム受ける声優?』というテーマとなると、『バナナマン』が宮野に視線を向けたが、宮野はといえば隣りにいた入野に、「入野自由、お前か!」と詰め寄ると入野は「そんなことあるはずないでしょ!笑っちゃう方だよ」と笑み。そんな小芝居のようなやり取りを繰り広げた後に、「おい正直に言えよ!」と言いながら挙手して立ち上がるお茶目な宮野。

 この真意として宮野は「アフレコ現場って同じ作品だと週に1回なので、盛り上げようと思って。チームワークとかコミュニケーションが大事と思って。収録は止まったりしませんよ。もし笑って止まったらその人のですから!」と熱弁。とはいえ、「梶裕貴くんとかに『笑わせるの迷惑です』と、ほかの番組でガチ目に言われたことがあって。僕あまり記憶なくて、『何してた?』と聞いたんです。僕が覚えていたのは梶くんの前でポーズをとることくらいで。でも、それじゃなかったらしくて。真面目なバスケのアニメのときに、僕が先に撮っていたらしくて、それがドラゴンボール風で『ぜってぇみてくれよな』と言ってたみたいで。梶くんはそれが頭に入っちゃってたみたいで、笑ってて」という出来事があったのだとか。

 さらに、声優・内田真礼からも朗読劇の本番で笑わされて集中できなかったと“クレーム”も入り、設楽は「宮野くんと仕事をする人は気をつけなきゃ。隙あらば笑わせてくきますから」という。すると小学生の頃から知り合いという入野が「子役の頃からお母さんたちからひょうきんな子供と言われていて、ずっと変なことをしているんです」というと、『バナナマン』の2人も宮野を一言で言い当てる“ひょうきん”という「言葉が見つかった」と言いながら盛り上がっていた。

 そしてトリに登場した宮野。場内には宮野の愛称“マモ”の声が飛び交う中、さっそうと現れ、太もものあたりに手を置いたりなセクシーな雰囲気漂う振り付けもあるジャジーな楽曲『LAST DANCE (Maozon REMIX)』で、一気に宮野の持つ世界観のなかに引き込む。

宮野真守「超次元音楽祭」圧巻のトリ!初だし楽曲熱唱1

 ロックテイストな2曲目『SHOUT!』を歌唱した後のMCでは「『オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス 2023-』きたぞー!」とあおると宮野真守です!トリを務めます!」と、笑みを浮かべつつ「無理せず、自分のペースで楽しんでね。でも盛り上げよろしく!」と、アピール。

 続けては、ステージ後方の大モニターに無数の星が光るとともに、薄闇の照明のなかでのスローなバラードソング『透明』。曲終わりで「まだまだ行くぜ」と、今度は一気にアップテンポの『ULTRA FLY』、曲の最初と最後に指でハートを作りスポットを浴びながらシャツをちらっとまくる振り付けもある『シャイン』と変幻自在なステージングで観客たちを楽しませることに。

 さらに、「まだどこにも出していない、みんなが初聴きです。影も形も知らない曲聴きたいですか?」と問いかけた宮野は、ここで今年4月から放送となるTVアニメ『THE MARGINAL SERVICE』OPという初だしの曲『Quiet explosion』を熱唱してみせた。

 ラストのMCでは、「このコロナ禍になって僕たちは本当に試行錯誤しながらやっとここまでたどりつきました。ですが、全開の状態とはいえません。きょうも1日中マスクをして頑張って盛り上がってくれてありがとう!」と観客たちを気遣いつつ、「いつか光り輝く未来が僕らには訪れます。その道を一緒に歩いてきましよう。心を1つに希望を持って」とメッセージを寄せると、『光射す方へ(Brighter ver.)』を爽やかな余韻を残す中、大ジャンプとともにステージを終えていた。

 ■セットリスト
 M1:LAST DANCE (Maozon REMIX)
 M2:SHOUT!
 M3:透明
 M4:ULTRA FLY
 M5:シャイン
 M6:Quiet explosion
 M7:光射す方へ (Brighter ver.)

 ※宮野真守過去記事
 ・福士蒼汰&宮野真守 熟練コンビ「一心同体」丁々発止の爆笑連発
 ・宮野真守「JUNON」12月号登場!フルアルバムへの想い披露
 ・宮野真守「JUNON」12月号登場!フルアルバムへの想い披露2

 ※記事内写真は(c) オダイバ 超次元音楽祭 2023

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