アイドルグループ『なにわ男子』高橋恭平、俳優・畑芽育が13日、東京・世田谷の日本女子体育大学附属二階堂高等学校 体育館で映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(監督:新城毅彦/配給:松竹)映画公開直前<バレンタイン>イベントにサプライズ登場した。
漫画家・亜南くじら氏が講談社『月刊デザート』にて連載し230万部超えの、次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題の同名人気コミックの実写映画化。ギャップ男子とのヒミツの“片想いごっこ”という今までにない甘酸っぱいドキドキなシチュエーションを展開していく。高橋は、周囲には無自覚な塩対応をするが、ヒロインにだけは甘すぎるモテ男子で陸上部のエースで学校イチのイケメン・千輝彗(ちぎら・すい)(※原作表記は千輝慧)役、ヒロインの如月真綾(きさらぎ・まあや)役には俳優・畑芽育、千輝のライバルでもある手塚颯馬(てづか・そうま)役を板垣李光人、真綾の親友役・小原知花(おばら・ちか)役を莉子が演じる。
課外授業という名目で体育館に集まった全校生徒たち。本作の特別映像が流れるやいなや歓声が沸き、サプライズで大橋と畑が体育館の後方から登場すると、体育館は黄色い歓声で包まれた。イベント開始前には司会が深呼吸で生徒を落ち着かせる場面も見受けられ、サプライズは大成功といった様子だった。
ステージに登壇した高橋は「そんなにキャーキャー言われる人じゃないんで、入ってきたときもう凄すぎてびっくりした。ライブとは違った感じで緊張しています」と、心境を話せば、畑は「気づいてくれるか不安だったんですが、いま泣いている方もいらっしゃったり、すごい嬉しい気持ちでいっぱいです。高校を卒業したのが2年前なんですが、久しぶりにこの熱気を感じて楽しいです」と会場の熱気に笑みが浮かんだ。
トークはさっそく明日、2月14日のバレンタインデーにちなんだ思い出トークに。大橋は「僕が1番モテ期だったのは中学生の頃だったので、その頃のバレンタインはピークで40個くらいもらっていた」と驚きのエピソードを披露。畑は「みなさんもやっているかもですが、トリュフとか生チョコとか友チョコを作ってお返しをもらっていました」と可愛らしいエピソードを話し会場からは「可愛い~」の声が。
さらにバレンタインにちなんで生徒からの“恋の相談”に応えるコーナーも。「部活動をやっていて出会いがないです。どうしたらいいですか?」という問いに畑は「いずれ出会いはありますので、焦らなくて良いと思います。絶対に素敵な方に出会えると思います!大丈夫です!」と力強く語り、高橋も「出会いたい、出会いたいって思いすぎずに。人生まだ続きますし、大人になっていろんな出会いも増えていきます。今を楽しむというか、高校生活は今しかないので、悔いがないように生きる方が僕は大事かなと思います」と、アドバイス。
続けて「女子校は3年間男性と関わることがない、社会に出てさまざま人と関わるときに男性とうまくコミュニケーションを取るにはどうしたらいいですか?」という具体的な相談に畑は「私も面と向かって男性と話すのは得意じゃないですが 相手のことをじゃがいもだと思って、緊張しなくていいです。同じ人間なので、じゃがいもとおしゃべりしていると思えば絶対に大丈夫です!」と独自の方法を提案。
高橋は「僕も人見知りで人と関わるのが苦手なタイプ。緊張は誰しもすると思うんです、相手と関わる恥ずかしさとか照れが男性から見たら可愛いポイントでもあるかなと思うので、あんまり考えすぎなくてもいいのかなって思います」と、考えを披露していた。
最後の「ジャニーズが好きすぎて、現実の男性を見れず恋ができません。恭平くんに『大好き』って言って欲しいです!」という直球の声には「僕たちのことを好きでいてくれるのは嬉しいですし、僕らを好きなままでいいんじゃないですかね?今が楽しいのであれば、僕らは本望だなと思います」と、返し、その直後に「大好きだよ」とサービスする一幕もあり、体育館は再び熱狂に包まれた。
続く、“モテ男子度チェック”ゲームのコーナーでは、バレンタインにぴったりな2つのシチュエーションを2択クイズ形式で用意。会場の生徒による挙手で選ばれたシチュエーションを選べるかを問われると「全問正解できる」と自信を見せる高橋。1問目「理想の逆チョコの渡され方はどっち?」では見事正解を選ぶも2問目の「たくさんチョコをもらっているモテ男子にチョコを渡した時、嬉しいセリフはどっち?」では悩んだ末、残念ながら不正解を選んでしまい、罰ゲームとして正解の胸キュンセリフの実演を披露。
「これ本命?本命チョコじゃないなら受け取らへんけど」と、関西弁で胸キュンシーンを実演。「恥ずかしいですね。千輝だったら言えるんですけど、高橋恭平は慣れてないので」と照れくさそうな表情を浮かべていた。
イベントの最後には学生とのフォトセッションも行い、畑は「サプライズ登場ということで緊張したんですが、みなさん盛り上がってくれて、熱狂に助けられました。これから試験や受験と忙しい時期だと思うんですが、ぜひ映画を観に行ってください!」高橋は「素敵な時間をありがとうございました。映画が公開されたらぜひ観ていただきたいですし、素晴らしい胸キュンストーリーですので、映画館でキュンキュンしていただけたらなと思います」と、締めくくりイベントは熱気を帯びたまま終演を迎えていた。
※高橋恭平過去記事
・高橋恭平「メタモルフォーゼの縁側」原作者驚きの裏話な舞台挨拶
・高橋恭平 映画初出演でクランクインの日のアドリブはハンバーガーだった理由とは?芦田愛菜に「アドバイスを頂きたい」に場内爆笑で教えてもらったものも
・高橋恭平 熱中できるものがあるっていいなと悩む一面も!芦田愛菜主演映画「メタモルフォーゼの縁側」本編映像解禁
※記事内画像は(c)2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 (c)亜南くじら/講談社