ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIが12月31日に東京・渋谷のNHKホールで開催された『第68回 NHK紅白歌合戦』で約7ヶ月ぶりにドラムパフォーマンスを披露した。
YOSHIKIは今年5月に頚椎人工椎間板置換の緊急手術。この手術以降、激しいドラムパフォーマンスは“封印”されていた。
紅白歌合戦へは『ENDLESS RAIN 2017紅白スペシャル』でのパフォーマンスと事前には告知されていた『X JAPAN』。本番ではYOSHIKIのピアノとToshlの歌声でしっとりと始まった『Endless Rain』だったが、その終わりで突如『紅』のイントロが流れ始め会場内は一瞬で会場全体に興奮の熱気が立ち込めることに。舞台裏では出演者やスタッフたちからも拍手が飛び出すほどだったという。
今回の演奏について「1曲のみであればドラム演奏も問題ないだろう」という医師からの言葉もあり、ドラム復帰を決断。ドラミングはまだ完璧と言える状態ではなかったのかもしれないが、それでもこの特別な紅白歌合戦のステージのために、今のベストを尽くそうと、YOSHIKIは前日の夜から朝まで練習していたという。
YOSHIKIはステージを終え、「紅白歌合戦の舞台でこうしてドラムパフォーマンスをまた披露することができて、とても光栄に思います。来年も僕たちは前に向かって突き進んでいくつもりなので、みなさん期待していてください」と、メッセージを寄せた。