俳優ケイン・コスギ、テツとトモによるお笑いコンビ『テツandトモ』が2日、都内で『Wo Long: Fallen Dynasty』完成発表会に登場した。
シミュレーションゲーム『三國志』、『信長の野望』などで知られる老舗ゲームメーカーの株式会社コーエーテクモゲームスが放つ、三国乱世を戦い抜くひとりの義勇兵の物語を描く完全新作のダーク三國アクションRPG。世界累計出荷本数 700 万本以上の「仁王」シリーズを手掛けた Team NINJA が開発したタイトルで、妖魔はびこるダークな世界感や流麗に攻防が転じる中国武術をベースとしたアクションRPGとなる。後漢末期の「三国志」を舞台に、名もなき義勇兵が、不思議な力を持つ薬『丹薬』をめぐる巨大な陰謀に立ち向かうオリジナルストーリーとなっている。
会見ではゲームの難易度の話題に。会見に出席した同社ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウ氏もその難易度に苦しめられたというほどで、発表会でも『ダーク三國死にゲー』と表記するほど、歯ごたえのある作品になりそうな雰囲気を漂わせていた。
『テツ and トモ』は登場するなり、さっそくネタを披露し、笑いを誘って場内を温める。今回のゲストとなった理由として2003年に“なんでだろう~”で流行語大賞を獲ったが一発屋といわれ低迷した時期もあったが、逆境に打ち勝つというテーマと同じということでゲストとなったことが告げられ、トモは「やってきてよかった!消えた一発や芸人と言われていたのでそこがあったからこそきょうまた呼んで頂けたと思います。ダンディ坂野さんじゃなくわれわれを呼んで頂いてありがとうございます」と、しみじみ。
テツも「義勇兵の主人公がこんな世の中から始まるのか!いうところから一人戦って行くんですけど、俺たちもやってきましたよ!なんとか這い上がろうと、次のステージへ。その場でしかやらないなんでだろう~をやったりして、自分たちも新しい武器を手に入れてやってきました」と、こちらも噛みしめるように語った。
一方、ケインはこの日、ジャージーで登場していたが、これはトモから実は『テツ and トモ』に合わせたことが明かされ、これにはケインも照れ笑い。今回、アクションつながりでオファーを受けたそうだが、ケインは「ゲームが大好きで、人見知りするタイプなので、リラックスしてできて」とゲーム好きなうえ、「ゲームで研究してコンビネーションとかも考えて。いつかアクションで使ってみたいとアイデアをもらっています」と、仕事にもつながっているのだとか。
さらにケインは、ゲーム中、屈指の武力を持つ呂布との戦いも繰り広げたり、『テツ and トモ』のネタに誘われ……巻き込まれてテツと一緒にダンスを披露。ついには同社の社員まで巻き込んでのパフォーマンスとなり、場内は爆笑と熱気にあふれかえり、ケインは「嫌な予感はしていたんですけど、いまがすごい逆境でした(笑)」と言いつつも楽しげで、しっかりダンスをやりきり「昔、TVで見ていて、真似ていました」とも話していた。
その後のトークでは、もし自分が主人公のゲームができたら?との質問が。ケインは「
アクションとか格闘技とか、格闘ゲームとかそういうキャラクターをやってみたいなと思います」といえば、トモは「ロールプレイングゲームで、ギターを持っているキャラクターだといいなと思います」と思い浮かべる。テツは「世界遺産を回って『なんでだろう~』やりながら、悪いやつをやっつけていく感じが良いですね。幼児対象にもなるゲームがいいです」とのこと。
さらに、最高難易度のゲームにかけて、かなえたいことは?との問いかけには、トモは「2月で25周年を迎えられました。2003年に紅白歌合戦に出場させて頂きましたが、歌で紅白に出たいと目標にやってきて昨年末に、郷ひろみさんのステージで一緒に踊らせて頂きましたが、歌で目標を達せしたいなと思います。新曲も出ましたので、歌の方も頑張っていきたいと思います」と、気持ちを燃やしていた。
『Wo Long: Fallen Dynasty』は3日より発売!