女優でフィギュアスケーターの本田望結(13)、紗来(10)姉妹が4日、都内・東京スカイツリータウン内に限定開業したアイススケートリンク「スカイアリーナ」のオープニングイベントに出席。『アラジン』の曲に包まれ、望結が考えた振り付け、姉妹で相談しあったという衣装でオリジナルのフィギュアスケートの演技を披露したふたりは「妹と一緒にすべれて、みなさんから温かい拍手をいただけて、ここから1年がスタートするようでうれしい。スカイツリーの目の前で楽しめるのでみなさんもぜひ、すべりに来てほしい」(望結)、「望結お姉ちゃんと一緒にすべれてうれしかった。フィギュアスケートは楽しい競技なので、気軽にすべりにきてください」(紗来)とフレッシュにPRした。
この日のお披露目のために1ヶ月前から練習をしていたそうで、「曲とか衣装合わせとかも入れて、たくさん練習した。普段、スケートはひとりで戦うものなので、きょうは大会のような緊張感のなかでふたりですべられるのが楽しかった」と望結が笑顔で振り返れば、紗来は「振り付けも全部お姉ちゃんが考えてくれて、本当にいいお姉ちゃんを持った」と報道陣を和ませた。
今年のお正月は兄弟4人で初日の出を見に行ったそうで、「真凛お姉ちゃんがやろうと言い出して、兄弟4人で『2018』の人文字を作って写真を撮って、真凛お姉ちゃんがインスタにあげてくれた。兄弟で一緒にいられる時間が楽しい」(望結)としみじみ。紗来も「お兄ちゃんが(むずかしい)『8』を一発でキレイに決めてすごいなと思った」と笑顔で振り返った。
兄弟の夢でもあった姉・真凛の平昌五輪出場は叶わなかったが、望結は「お姉ちゃんの夢は兄弟みんなの夢。また4年後に向けて兄弟力を合わせて一緒にやる時間が増えたな」とポジティブ。8年後に五輪出場資格を有する紗来が「真凛お姉ちゃんと戦うのが夢」と目を輝かせると、望結は「真凛お姉ちゃんは嫌がっているかも。紗来はこのままやっていけば絶対五輪に行けると思う」と定評のある紗来のスケートセンスに太鼓判を押していた。
自身たちの今年の抱負について望結は「今年もスケートとお芝居をがんばりながらもっと視野を広げたい。いまはどっちも中途半端で二刀流とはいえないので、それぞれで一番になるためにがんばりたい」と決意を新たに。一方、フィギュアスケートで昨年出場した6大会で全て優勝した紗来は「今年も全部勝ちたい」とやる気満々だった。