俳優・栗山航、池田純矢、青木玄徳、井上正大、南里美希が6日、東京・新宿バルト9で映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』(監督:雨宮慶太/配給:東北新社)初日舞台あいさつを雨宮監督とともに開いた。
この世の闇に棲みつく魔獣ホラーと戦う、魔戒騎士たちを描き人気の特撮ドラマ『牙狼』シリーズ最新作。ガロの称号を持つ黄金騎士・道外流牙の3年ぶりの新たな戦いが描かれる。
キャスト陣は劇中衣装で登場。3年ぶりとあり、栗山は「結構経ったなって」と感慨深げだが、南里は「でもずっと牙狼をやっている感じがあるから」と、思っている以上には……という感じも見せ、観客たちからは「おかえり!」の歓声と拍手が飛んだ。
作品へ栗山は「流牙として黄金騎士としては変わらないですけど、昔は少年ぽかったんですけど、いまは端から見てもすごく大人になったなって」と、成長を感じられたといい、南里も「『闇を照らす者』から大人になったよね」と、うなずく。その南里は、「莉杏もギャルから、こんな立派な女性へとなっていると思います(笑)」とのことだった。
一方、池田は、自身の衣装を指して「首から長いストールをかけていると貴乃花親方みたいだなって」と、歩き方の真似をしたり青木も「マジ卍でしたね」と、ボケ倒し井上は「これが記事になたっときに貴乃花親方ということにならないか心配です」と、ツッコミつつ嘆き笑いを誘う。
その井上は、自身の衣装がスカートのように変わっていることに触れ、「アクションするのが大変な衣装だったんです。回し蹴りだとこのスカート部分がふわ~となるから良いんですけど、横蹴りだと、蹴っているかわからないので、めくってから蹴るんですよ」と、動きに制限が出て大変だったとも。
さらに、撮影現場について、南里は「良くも悪くも何も変わってなくて」と懐かしむと、雨宮監督が池田と南里を見ながら「バラすとさっき池田が南里の太ももを触っててね」と、この舞台あいさつの直前に何かの撮影があった様子を伺わせてニヤリ。南里も「『ちょっとやめてよ!』って言って」と乗っかると、池田は「こっちは仕事でやってるんだよ!仕事じゃなかったらやりませんよ!!」と、“釈明”させられるハメになり「ニュースが怖い(苦笑)。冗談ですからね!みなさん!」と、身の潔白を訴えていた。
最後に栗山から「みんなと舞台に立てるのは、もしかしたら最後なのかなと思うと寂しいのですけど、みなさんのご声援があればきっと僕達も蘇ってくることもあると思いますので、よろしくお願いします」と、呼びかけ、雨宮監督からは、「牙狼は応援してくださるみなさんがいて、成立しています。もう1度ファンの方が三騎士の姿が観たいという声があったので、こういうふうにしようと考えました。『闇を照らす者』というのはここで、終わりではなく一旦区切りですけど、みなさんから観たいという声がどんどんくれば、私達スタッフも考えます。ですから、その間は牙狼と、牙狼にかかわった人たち、彼らの応援もしてあげてください」と、今後への展望への余地も残しメッセージを寄せていた。
映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』は6日より新宿バルト9ほか全国ロードショー!