華村あすか 長澤まさみへは「美しすぎて、直視すらできなくて」

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 俳優・華村あすか(24)が18日、都内で写真集『真価論』(講談社)出版記念会見を開催した。

 2022年に俳優・長澤まさみ主演のTVドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』で好演し話題の華村2冊めの写真集となる。

 オファーが来たときに「昨年も写真集を出版させて頂いたのですが、写真集ってそんなに度々出すものじゃないなと思っていたので、こんなに早く声をかけて頂けるとは」と、驚いたそうだ。それと同時に、「ちょうど髪を切った時期だったんです。その頃はすごく元気がなくて、声をかけて頂いたことで本当に救われました、すごく元気をもらえたんです」と、前向きな気持ちになれたという。

 自ら命名した『真価論』というタイトルは「6年間芸能のお仕事をしてきて、“自分はどう有りたいんだろう” “どうしたら自分を好きになれるかな”と、もがき続けて、ようやく自分を好きになれる方法を見つけたんです。デビュー当時に比べたら、痩せすぎちゃったのかな? と感じる方もきっといると思います。でも、私はまずファッションを好きになって、ファッションに合う体作りのトレーニングをするようになると、気持ちが明るくなるんです。いまの自分の姿を好きになれたのは最近なんです。その自分の心の“進化”と、自分の好きなことに気づけたという“深化”を組み合わせて『真価論』とさせて頂きました」と、想いの丈が詰まったものという。

 撮影は昨年7月に千葉の海岸と山梨の山岳部で。自然豊かな場所で撮影できたのは幸せでした。ですので撮影のとき、登らなくてもいいような場所にも勝手に登ってしまって(苦笑)。『なんでそんな所にいるの!?』と気になるようなカットは、私のせいです(笑)。道が険しくて、体を張って頑張って。『ここはヤマビルがいっぱいいて、上から降ってくるから気をつけてね』と言われて、行く前は少し怖かったんです。でも、着いてみたらジブリ作品みたいな景色だし、大きな樹にパワーをもらった気持ちになれたり、浄化されていました」と、ロケ地に癒やされたとも。

 撮影を終えて心境も変化したという華村。「いままでは自分を好きになれなかったので、ようやく、自分を好きになってもいいな、と写真集の撮影を通して感じました。自分が頑張ってきた成果が、格好いい写真に切り取られていたり、こんなところにトレーニングの効果が出ているんだと気づけたりして。自分の心の変化を言葉にして発信するのは勇気がいるし、一歩間違うと大変なことになりかねないけど、写真にすると、自分の気持ちもすごく伝えられるような気がして。この写真集発売をきっかけに、自分の“真価”が伝わってくれるのかもと思うと、ちょっと楽にもなれました。まだ、このお仕事を続けていっていいんだな、という気持ちにして頂けて。気持ちがちょっとずつ明るくなりました」と語っていた。

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誕生日で花束をもらった華村

 この日は、お気に入りのカットと同じ衣装を着て登場し、その美背中も見せて記者たちを魅了。お気に入りカットに選んだ理由は「童顔が際立っていて、これはそのまんま私だという着気がして。自分の大好きな衣装と、自分ってこんな顔だよなというものが重なって、印象に残ったからです」と、自分らしさを表現できたものだという。

 記者からは『エルピス』出演後の反響を問われ、「身内や仕事じゃない場面では、女性の方からSNSでフォロー頂いたり、メッセージを頂くことが以前より多くなって嬉しいです。それととんでもない作品だし、どこの現場でもみなさんが『観てたよ!』と声をかけてくださって。こんなに多くの方が観てくださっていたんだって。放送はもう終わっていますけど、夢を見てたんじゃないかって」と、いまだ夢見心地な気分にもなるというほどだそう。

 もし、『エルピス』主演の女優・長澤まさみに写真集を渡す機会があったら? との声には、「目をつぶって渡すと思います(笑)。長澤まさみさんとのシーンもあったんですけど、それはお芝居だから、お仕事だから、本番の撮影だから、ということでできましたけど、そうじゃないときは、美しすぎて、直視すらできなくて」と、気後れっ放しなのだそうだ。

 写真集を自己採点すると、「もちろん100点です! でも、数値化できないくらい感無量で、最高の写真集になりました」という華村。次に写真集を出すならいつ頃? という質問には「(まだ)早い!(笑)いつになるんだろう。いま24歳だから、想像つかないけど30歳くらい? 地元の山形県で撮りたいです。格好良くというより、山形にいるときの私はこうなんだというのが分かる親近感の湧くような感じに」と、思い描いていた。

 今後は、「お仕事を通して、お芝居の楽しさに改めて気づいたんです。『これ以上やりがいを感じるものはない』と思えるくらい、お芝居をもっとやりたいという気持ちが強くなってきています。これからももちろんいろんな作品に出会いたいですけど、『またお仕事を一緒にやりたい』と思ってもらえるような人間になっていきたいです」と抱負を語った。また、今はタイトルは言えないそうだが「いま髪にインナーカラーを入れていて、撮影に入っています。すごい大作で、6年間やってきて一番大きな仕事と言えるくらい、すごく大きな作品に参加させて頂いています。その情報解禁はまだまだ先だと思いますけど、楽しみにしていてもらえれば」と、さらなる“真価”を発揮する舞台に立つであろうことを、眩しい笑顔とともにアピールしていた。

 写真集『真価論』は18日より3630円(税込)で好評発売中!

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