アイドルグループ『なにわ男子』長尾謙杜が25日、東京・六本木の国立新美術館で映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(監督:渡辺一貴/配給:アスミック・エース)完成報告イベントを俳優・高橋一生、飯豊まりえ、安藤政信、渡辺監督とともに登場した。
漫画家・荒木飛呂彦氏の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』。2020年末より高橋を主演に実写ドラマ化した作品が、劇場長編映画となって帰ってきた。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴(高橋)が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いている。長尾は青年期の岸辺露伴を演じている。
同所では現在、ルーヴル美術館展が開催。本作では、ルーヴル美術館が舞台となっていることからイベントの開催となった。長尾は、「昨日初号を観させて頂きました。あらためてこの作品に携わらせて頂いて、光栄に感じました。奇妙な作品になっていると思いますし、みなさんにいち早く観て頂ける日が来ることが楽しみです」と、現在の心境を。
オファーが来た時のことへ、長尾は「ドラマシリーズをいち視聴者としてい拝見していたので、まずはすごくびっくりしました」と、驚きがあったという。そんな長尾は台本を渡されたときのことへ「台本を頂くときに、マネージャーから『ジョジョ好きだよねと』言われて台本を渡されて」と、あっさりしていたことに戸惑ったそうだが、「映画化するんだ……というものがあって、(高橋一生が)完璧な岸辺露伴を演じてらしたので、不安や怖さが芽生えまして……。監督とお話しながらでした」と、さまざまな気持ちが去来したそう。
ちなみに、『ジョジョの奇妙な冒険』の魅力へ、「世界観や色使いが好きで。その世界観の中にいずれ僕も……という考えがなかったので本当に光栄に思います」と、魅力ととともに心情も話していた。
さらに、長尾は自身の撮影がない日にも現場を見学していたというエピソードを披露。「日本の地方で撮影させていて、僕の撮影の休みの日に一生さんが撮影されていたのでお邪魔させて頂いて。間近で演技を観て勉強になりました」と、得るものが多かったという。
その際に、「私服で行ったんですけど、スタッフさんと思われたのか、3回あいさつをして、『長尾さんだ!』と気づいてくださって。それが一生の思い出です」と、気づいてくれて嬉しかったと笑みを浮かべることに。
このことに高橋は「当日の僕は露伴のようで露伴ではないいつもとは違う撮影で、その初日初日だったんです。全く違う扮装をして、違うものではあるけれど、お芝居の要素だったりを変えていかないといけないという感じで。僕は視野が狭くなっている状況で、長尾さんのことはもちろん存じ上げていて、前日撮影されていたなと思っていたんですけど、周りが全く見えてない中年だったなって(苦笑)。見学しに来てくださると思っていなかったで、『おはようございます!』と元気な声で言われたときに、ん?と思っていたんですけど、撮影の合間に廊下に出たら長尾さんが待っていてくださって」というタイミングで気づいたと、順を追って説明して2人で笑みを交わしていた。
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日よりロードショー予定!
※長尾謙杜過去記事
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