ジャニーズJr.の小鯛詩恩と竹村実悟が27日、東京・有楽町のヒューリックホール東京でW主演舞台「『椿説 三銃士』~One for all, All for one?~」(演出:鈴木勝秀)公開ゲネプロを俳優・なだぎ武、オレノグラフィティ、平野潤也、木ノ本嶺浩、しゅはまはるみ、陰山泰らが熱演で魅せた。
“スズカツ”の愛称でも親しまれている演出の鈴木勝秀氏が『三銃士』を“椿説(ちんせつ)”=“突飛で滑稽な説”という意味をタイトルにつけ、「おバカ・ヒーローたち」の大暴れ活劇として、「友情」をテーマに作りあげた作品。田舎貴族のダルタニアン役を小鯛、ダルタニアンのお付きのジルーとフランス国王ルイ13世役を竹村が演じる。ほか三銃士のポルトス役になだぎ、アトス役にオレノグラフィティ、アラミス役に平野、フランス国王ルイ13世の失脚を企む宰相リシュリュー役に陰山、リシュリューの腹心のミレディー役にしゅはま、同じく腹心のロシュフォール伯爵役に木ノ本が配役されている。
ゲネプロでは、策謀渦巻く世界のなか、血気盛んなダルタニアンが目的に向かって突き進む姿や、それを仲間として見守る三銃士と、ときにコミカル、ときにシリアスな演技を披露。小鯛は剣舞を披露したり、竹村は1人2役で全く違った顔を見せ、お付きのジルーのときにはダンスやアクロバットも披露してみせた。
終演後に小鯛、竹村、なだぎの3人が舞台に再び登場し、本作への意気込みを語ることに。
小鯛は本作の出演で「なだぎさんは昔からTVで観ていましたし、平野さんだったら好きだったゲームのキャラクターの声優をされていたり、いろんなところで活躍されている方々です。みなさん、それぞれいろんなルーティンを持ってらっしゃって、学ばせてもらって」と、勉強になることが多いという。
竹村は「スズカツさんがまず『自分で考えて』と言ってくださる方なんです。いままでは大人の方が言ってくれたことを、自分の最大限で引き出してやっていたんですけど、いまは自分からできるようになって」と、これまでの出演作品との違いを語り、「これからの活動にも広げていきたいと思います」と、これからへの意気込みにもつなげていた。
そんな2人を見ながらなだぎは「いろんな意味で初めては瞬間瞬間しかないから、初々しさがあります」と目を細めつつ、2人に対しては「気負いせず、それすら楽しんだらいいと思います。それがお2人のファンにとって楽しみにつながるのではないかなと思います。ちょっと失敗しても、『あっ!?』と焦らずに、僕も失敗してますし、大船に乗ったつもりで楽しんだらいいのでは」と、アドバイスを送って、背中を押す。
さらに、なだぎは「殺陣やアクションが多いと思いましたけど、ほぼなくて会話劇なんです。僕がやっていても難しいと思うっているんですけど、2人が初めての主演舞台で会話劇って難しいんじゃないかなって思って。大変な舞台だからこそやりがいもあると思います。会話劇ですけど、笑えるところもたくさんあります」と、作品に感じていることを語っていた。
そして、竹村からは、「腕っぷしで頑張りたいと思います」と笑いながら話せば、小鯛からは、「いろんなスタッフさんや監督さんが支えてくれて、ここまできました。絶対にやりきれると思います。頑張ります」と、気合を入れていた。
舞台『椿説 三銃士』~One for all, All for one?~東京公演は28日から5月7日までヒューリックホール東京にて、大阪公演は5月12日から同14日までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演予定!
※過去関連記事
・大東立樹「とんでもない東京に!」WOW RIDE体験会開催
・大東立樹、織山尚大ら5人「WOW RIDE」映像バスガイドに