吉本新喜劇の新座長・アキ（53）、吉田裕（44）が2日、大阪・なんばの吉本興業内でなんばグランド花月 本公演『新座長お披露目公演』後に間寛平GM（ゼネラルマネージャー）とともに会見。新座長デビュー公演の幕を開けての、いまの心境などを語った。
公演を終えて吉田は、「めちゃめちゃ温かいお客さんで、受け入れてくれている空気を感じました。いい方向に行けたと思います」と、手応えにニッコリ。アキは口上の際に「きょうは温かい感じやなと感じてスイッチが入りました」と、足を運んでくれた観客に感謝した。
今後へは、吉田は「座長にして頂いて、不安な部分もあるかもしれません。でも、みんなで力を合わせて新喜劇は自分一人で作っていくものではないと思っていますので、みんなで力を合わせて、劇場にNGKに足を運びたいとい思うような新喜劇を作っていきたいと思っていますので、今後ともよろしくおねがいします」と、意気込み。
アキも「先輩たちが守ってこられたものを引き継いで、座員・スタッフと心を1つにして精進して1個1個舞台を大切に重ねていければ。魂を受け継いで、それが新喜劇の枠に入るかどうかは分かりませんが新しいものにバンバン挑戦して、新しい時代についていけるように挑戦していきたいと思います。末永くよろしくお願いします」と、語っていた。
一方、公演を見守っていた間寛平GMとしては、「コンビのように気が合ってる」と連携する姿をたたえるとともに「こんだけ笑いをとるとは思わなかった」と、予想を超えた動きをしていたと目を細める。さらに、今年3月20日に座長を勇退した川畑泰史へ「川畑がおもろかった。あんなおもろい川畑見たことない。川畑はあれの方がいい。やっとおもろなった、めっちゃおもろなった」と、座長の任を解かれてより飛躍したと笑っていたが、アキと吉田は「後輩は言いづらい」と、苦笑いで見守っていた。
公演には、2人をはじめ吉本新喜劇の劇団員である清水けんじ、酒井藍、佐藤太一郎、烏川耕一、島田珠代、前田まみ、川畑泰史、松浦真也、Mr.オクレ、鮫島幸恵、浅香あき恵、山田花子、吉岡友見、もじゃ吉田、小林ゆう、さらに、月亭八方、大木こだまひびき、村上ショージ、テンダラー、NON STYLE、プラス・マイナス、インディアンスが登場し、盛り上げていた。
