アイドルグループ『NMB48』が2日、大阪・オリックス劇場でライブイベント『NMB48 LIVE 2023~轟けミックス!~』を開催。メンバーの加藤夕夏が卒業することなどが発表となった。
以下、公式レポート部分。
2023年初めての全員出演のコンサートで、NMB48劇場ではすでに“声出し”が解禁されていましたが、大きな会場でのコンサートで“声出し”は本公演が初。7期生、8期生、9期生にとってはグループ加入後初の“声出し”コンサートとなりました。
大型ビジョンに映し出されたキャプテン小嶋花梨が「声出し公演解禁です!声を出す準備できてるか?さぁ、最高のライブが始まります。轟けミックス! 大阪の空へ!」と呼びかけたのをきっかけに「Overture」が流れ、ライブがスタート。
いつもはライブの締めで歌われる「青春のラップタイム」をアカペラで歌い始めると客席のファンも参加して全員で大合唱。小嶋の「全員、声出していくぞ!」という煽りで一気にテンションを上げて、続けて「北川謙二」「ナギイチ」「僕らのユリイカ」を披露。
小嶋花梨が「超気持ちいいです!」と声出しライブ復活を実感して叫ぶと、7期生の平山真衣も「みなさん、最高でーーーす!」と喜びを爆発させました。「みなさんの声でオリックス劇場の屋根、ぶっ飛ばしたってください!」と煽ると渋谷凪咲が「それだけはやめてください」と笑顔で制止しました。
9期研究生の青原和花は「9期生は今回が初めてのライブということで緊張してるんですけど、この会場をめちゃくちゃ盛り上げて、新しい風をNMB48に吹かせられるように頑張りたいと思います!」と初めての大きなライブとは思えないくらい堂々と意気込みを伝え
ました。
昭和・平成・令和の3つの時代をイメージしたコーナーがあったり、「Done」をはじめとする4thアルバム『NMB13』収録曲の披露。
石田優美が振り付けを担当した全員参加のダンスコーナーなど、新しいチャレンジも多く見ることができました。終盤、「だってだってだって」でWセンターを務めた塩月希依音と坂田心咲。坂田が「みなさん、私たちのWセンター、見たかったですよね!」と呼びかけ、塩月が「これからは私たちがこのグループの先頭に立って引っ張っていける存在になります」と続き、2人の「私たちに任せてください!」という頼もしい言葉に会場が大いに沸きました。
アンコールの最初の3曲ではメンバーが客席に登場し、サイン入りのボールを投げ込むなど、“声出し”解禁と共に、客席のファンとの近い距離でのコミュニケーションも復活。小嶋が「たくさん時間がかかりましたが、復活することができました。自分たちの今一番見せたい姿が発揮できたステージになったんじゃないかと思います。それはファンのみなさんの応援のおかげです。ありがとうございます」と改めて感謝の気持ちを伝えました。
その後、加藤夕夏が「私からお話があります」と言って、「加藤夕夏はNMB48を卒業します」と発表しました。会場に“えぇ?!”という大きな声が響くと、加藤は「声出しがあるから、この“えぇ?!”が聞けたのが、すごく寂しいけど嬉しいです」と笑顔を見せました。
「14歳でNMB48に加入して、本当に言い尽くせないくらいたくさんの経験をさせていただきました。本当に感謝しています。ありがとうございます。いっぱい歌ったり踊ったりして、嬉しかったこともたくさんありましたけど、悔しかったこともたくさんありました。でも、自分が思い描いていた夢や目標を叶えることができたり、大好きなメンバーやファンのみなさんに会うことができて、今振り返ると、どの時間もキラキラしていて、私にとって、これからの自分にとってもお守りのような大切な宝物です」と、思いと感謝の気持ちを伝えました。
また、「卒業した後は、オリックス劇場だったり、大きな劇場で上演する舞台や作品に出演して、そこにまたみなさんを呼べるように頑張りたいと思っています。ここからが自分の頑張りどころだと思うので、NMB48で経験させていただいたこと、学んだこと、全部を自分の糧にして頑張りたいと思います。これからも加藤夕夏の応援、何よりも大好きなNMB48の応援をよろしくお願いします!」と清々しい表情でファンに呼びかけました。
“うーか”コールが鳴り響く中、ダンスユニット“だんさぶる!”のメンバーの小嶋、石田、川上千尋が加藤のもとに集まり、だんさぶる!への想いを語り合いました。その後、「このままでは終われないですよね?」と言って、「サササ サイコー!」、この日2度目の「青春のラップタイム」で声出し解禁コンサートを締め括りました。
5月3日(水・祝)は同じくオリックス劇場で「NMB48 リクエストアワー セットリストベスト50 2023」(昼・夜公演)が行われます。
■セットリスト
Overture
M1:青春のラップタイム
M2:北川謙二
M3:ナギイチ
M4:僕らのユリイカ
M5:今さら道頓堀
M6:休戦協定
M7:やさしくするよりキスをして
M8:イマパラ
M9:最高に下品なアタシ
M10:アイドルなんて呼ばないで
M11:Enjoy無礼講!
M12:Generation Change
M13:カモネギックス
M14:夢中人
M15:高嶺の林檎
M16:Done
M17:欲望者
M18:床の間正座娘
M19:だってだってだって
M20:好きだ虫
M21:想像のピストル
(アンコール)
EN1/M22:情熱ハイウェイ
EN2/M23:妄想ガールフレンド
EN3/M24:ドリアン少年
EN4/M25:サササ サイコー!
EN5/M26:青春のラップタイム
※記事内写真は(c)Showtitle