声優・宮野真守が9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック/配給:ユニバーサル・ピクチャーズ)公開記念舞台あいさつを日本語吹き替え声優のルイージ役の畠中祐、ピーチ役・志田有彩、クッパ役の三宅健太、キノピオ役の関智一、ドンキーコング役の武田幸史、アンバサダーの西野七瀬とともに開いた。
コンピューターゲームなど開発で知られる任天堂を代表するゲームタイトルの1つ『スーパーマリオブラザーズ』シリーズのアニメーション映画作品。ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管を通じて魔法に満ちた新世界に迷い込んでしまう。そんな2人はさらに、世界の危機に立ち向かうこととなり……。日本では公開10日間で興行収入が65億円、世界では1500億円を突破する大反響となっている。
宮野はマリオ役を演じていることもあってか、赤い服で姿でゲームのようなジャンプをしながら茶目っけたっぷりに登場。さらには、第一声から「It’s me MARIO!」と英語で叫んで場内から大喝采を受けると、「本当にこんなこと自分に起こるとは思いませんでした」と、ニッコリ。続く畠中も、ルイージの台詞を英語で言って爆笑をさらったが、関は極めて真面目なしぶーい声を出して、場内をドッと沸かせた。
世界中で大ヒットを飛ばしている本作へ「世界的ヒットを耳にしていたので、日本のみなさまもたくさん観てくださっていて嬉しく思います」と宮野。すでに、4DXバージョンも体験したという宮野だが、三宅が興味津々に「スーパーキノコをとったら?」と聞くと「“♪モリモリモリ”と大きくなった気分でした」と、テンションがあがったそうだ。
作品へ宮野は「ブルックリンで暮らしているところから始まるので、等身大の感じがしているんです」と、コンパクトに触りの部分を話す。一方の畠中は思い入れがあるのか、「ルイージはお兄ちゃんにずっとヒーローになってほしいというところがあるんです。それは本編を通じて、貫くべきことがあって……」と、ネタバレにまで行きそうな勢いがあり宮野をハラハラさせていたが、畠中は「最後は言わないよ!お兄ちゃんありがとう!という気持ちです」と、ネタバレはグッとこらえてコメント。
そんななか関が、ネタバレのようでそうではないような、畠中をドッキリさせる発言が飛び出し「関さんは発言に気をつけてくださいと言われているので」と、関を制止していた。
続けて、作品にちなんで、「これがあればパワーアップするものは?」という質問が。畠中が宮野に「行けますか?」と振ると、宮野は「行けるよ、いつだって!でも、(畠中が)行けるんだったら行っていいよ!」と、パスを返し、畠中は「“そんなバナナ味”というプロテイン!」と、一歩前に出る。
宮野はといえば、「最近SWITCHでマリオのレトロのものをやるのにハマっていて、それが童心に帰るというか、パワアップするというか。最初期のマリオカートやったんですよ8人中、8位になって、ノコノコ使ったら1位になって」と、思い出を披露していた。
そして宮野から、まずは“つけ麺”にまつわるお茶目コメントを前置きし畠中が「まだありますよね」とうながすなか、宮野も当然とうなずきながら「会話をする部分や立ち向かう部分は自分たちが思う感情を音響チームが作ってくださいました。特別日本語版として楽しんでもらえるように一生懸命作りましたので、楽しんでください」と、きっちり締め、くす玉を割ってヒットを願いつつイベントを終えていた。
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は公開中!
※宮野真守過去記事
・宮野真守「超次元音楽祭」圧巻のトリ!初だし楽曲熱唱
・福士蒼汰&宮野真守 熟練コンビ「一心同体」丁々発止の爆笑連発
・宮野真守「JUNON」12月号登場!フルアルバムへの想い披露