映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(監督:小沼雄一/配給:ティ・ジョイ)の完成披露試写会が11日、都内で行われ、出演した”阿知賀女子学院”、”千里山女子高校”、”新道寺女子高校”、”白糸台高校”の4校から総勢19名が出席。主演の桜田ひより(14)が「みんなそれぞれ自分の役を愛していて、声のトーンや歩き方、麻雀の打ち方など、細かいところを研究してやっていたのでそこに注目してほしい。推しメンバーの目線で応援してもらえたらうれしい」と手応え充分の表情でPRした。
大人気麻雀コミックスの実写化プロジェクト第2弾で、前作『咲-Sakiー』で描かれた長野県・清澄高校のドラマと同時進行で、ときに交差する奈良県・阿知賀女子学院麻雀部の部員たちが全国の強豪に挑んでいく姿を描いた、もうひとつの本格美少女麻雀ストーリー。
この日は、”阿知賀女子学院”から桜田ひより(14)、伊藤萌々香(19)、渡邉幸愛(19)、中山莉子(16)、”千里山女子高校”から咲良菜緒(19)、小倉優香(18)、水春(17)、島崎莉乃(21)、新井愛瞳(19)、”新道寺女子高校”から岡崎紗絵(22)、岩崎春果(14)、琴海りお(21)、高田里穂(23)、矢野優花(19)、”白糸台高校”から日々美思(18)、RaMu(19)、岩田華怜(19)、志田友美(20)が舞台挨拶に登場。
ヒロインの高鴨穏乃役を務めた桜田は今回が映画初主演となるが、「心からうれしかったし、緊張も不安もあったが、現場でみなさんがあたたかく迎えてくれてのびのびと演じられた」と充実の笑顔。新子憧役の伊藤は「これまで黒髪ロングを貫いてきたが、(役づくりの為に)初めて全部茶髪に染めた。フェアリーズのメンバーにも言わずに。でもファンの方に『意外と茶髪もいいよ』と言われてうれしかった」と笑顔。一方、松実宥役の渡邉が「撮影の1ヶ月前から麻雀の練習を始めて、みんなが仲良い状態で撮影に入れたので楽しかった。キャストが全員女性だったので、 “一人壁ドン”をみんなでやって楽しく過ごせた」と和ませれば、鷺森灼役の中山は「現場は楽しかったが、灼は表情を出さない役なので、みんながワイワイしているのとは距離を置いていた。鏡に映った自分に『あなたは無表情じゃなきゃダメなんだぞ!と言い聞かせていた」と苦笑いしていた。
撮影前から麻雀の練習をスタートさせていたメンバーたちだが、桜田が「初めて練習をしたとき、憧ちゃん(伊藤)と初めてだったのにダブロンが出てきて、運命だなと思った」、伊藤も「それまで(桜田と)話したこともなくて、まるっきり初めてだったのにダブロンが出たのは奇跡だと思う」としみじみと振り返っていた。
1月20日公開!