梶裕貴「進撃の巨人」朴ろ美から受け取ったバトン!完結編 後編収録へ意気込み

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 アニメ『進撃の巨人 The Final Season』ステージが21日、東京ガーデンシアターでのアニメーション制作会社MAPPAによる祭典『MAPPA STAGE 2023』内で開かれエレン役の梶裕貴、ミカサ役の石川由依、ハンジ役の朴ろ美、林祐一郎監督が登壇し、司会はお笑いコンビ『天津』の向清太朗が務めた。

 ステージが始まると特別企画として、本日の登壇者が今年3月4日に放送された完結編(前編)の生アテレコを披露。それぞれのキャストが迫力の演技を繰り出し、観客たちを圧倒した。

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 その後のトークショーでは、完結編(前編)でハンジをフォーカスしたシーンの感想を朴に質問。「『おつかれさまでした』と言われることが多くて、自分の命を燃やして次に託す、エレンとは違ったつなぎ方をさせて頂いて、胸が熱くなっています。ハンジ大好きです」と心情を話したり、林監督が「自分でリテイクされて出すんですけど、録り直す台詞もなくなって、ストップをかけられるまで何度もやり直してて」と振り返ると、朴も熱い想いがこみあげてきたのか涙がほおを伝っていた。

 そんな朴を見ながら、梶は「前編放送直後に朴さんにどうしても伝えたくて『ハンジさんありがとうございました』と送ったら、『あとは頼んだよ』と返ってきて。それを受け取って、思いが紡がれて、後編の収録に臨まなきゃと思って。心意気の部分も見せて頂きました」と、バトンを受け取った様子を見せていた。

 イベント終盤には完結編(後編)のキービジュアルが解禁。これを初めて見たという梶が「もうやめてよ……」と、思わず声を上げてしまうほどで石川も「寂しくなっちゃいました」としみじみ。ビジュアルは、のどかそうな風景のなかにキャラクターは描かれていないが、巨人のような影が伸びており、『いってらっしゃいエレン』との文字が躍るものとなっており、林監督は「何をやっても蛇足っぽくなるので」と、こうした構成の意味を語るとともに、「テキストも誰のものなのかなって考えてもらえれば」と、話していた。

 そして、朴から「この作品は10年、いろんな人たちが命がけで魂を込めて作った作品です。私はいろんな人達の思いをつなぎました。最終話、みなさんも命がけで観てください」とメッセージを寄せ、石川は「後編もいろんな展開が待っています。アフレコも頑張っていきたいと思います」。

 梶からは「後編の収録直前なんです。そのタイミングでこの作品に対するみなさんの熱を感じられる機会があって、エネルギーに変えられそうだなって。楽しいだけでは終わらない作品というのは言い続けてきましたが、期待して観て頂けたら。これまで携わってこられた役者さんの気持ちも込めていいものにしたいと思います。最後まで戦っていけたらと思っています」と、意気込むとともに、舞台袖近くまで歩くと、客席に向き直り、作中でも有名な“心臓を捧げよ”ポーズをして、その場を後にした。

 トーク後には、神聖かまってちゃんによるライブも展開され『僕の戦争』を披露し、余韻溢れるなか終演を迎えていた。

 ※記事内画像は(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

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