TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブイベント『結束バンドLIVE-恒星-』が21日、東京・Zepp Hanedaで開かれ、後藤ひとり役の青山吉能、伊地知虹夏役の鈴代紗弓、山田リョウ役の水野朔、喜多郁代役の長谷川育美らが登場した。
以下、公式レポート部分。
4月23日に行われたTVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のスペシャルイベント『ぼっち・ざ・ろっく!です。』で発表された、結束バンドによる初のワンマンライブ『結束バンドLIVE-恒星-』が、5月21日(日)Zepp Haneda (TOKYO)で行われた。スペシャルイベントでもミニライブコーナーはあったが、今回は最初から最後まで生バンドによるライブ。「結束バンド」キャストも、そこからさらにパワーアップした姿を見せてくれた。
この日の1Fフロアはオールスタンディング。結束バンドのTシャツを着たオーディエンスが詰めかけた会場は、ライブ前から熱気に包まれていた。
ステージにバンドメンバーと長谷川育美(喜多郁代役)が登場すると「ひとりぼっち東京」からライブがスタート!そこから結束バンドの楽曲を次から次へと繰り出していく。長谷川も、ゴリゴリのバンドサウンドと共に、その唯一無二のボーカルを、会場中に轟かせていく。
印象的だったのは「あのバンド」だろう。アルバム『結束バンド』では聴けない、TVアニメ第8話で後藤ひとりが覚醒する劇中イントロを再現。アニメのBlu-rayの特典CDでも聴けないフル尺でのパフォーマンスに、観客も熱狂していた。
また、文化祭ナンバーである2曲も盛り上がった。「忘れてやらない」では、サビで大合唱が起こり、「星座になれたら」のギターソロでは、こちらも劇中で後藤ひとりが披露したスライドギターを再現。そこでも会場は湧きに湧いていた。
出演者に、青山吉能(後藤ひとり役)、鈴代紗弓(伊地知虹夏役)、水野朔(山田リョウ役)の名前があったことからも想像できたと思うが、各キャラクターのEDテーマももちろん歌唱!鈴代、水野は各々ウェーブや、コール&レスポンスなど、いつも以上に元気あふれるMCで会場を大いに沸かせた。驚きだったのは青山吉能による「転がる岩、君に朝が降る」だ。自ら黒いレスポールカスタムを手にし、バンドの一員として歌う姿に、多くの人が盛り上がりながらも感動していた。
そして、新曲「光の中へ」「青い春と西の空」も発売・配信に先んじて初披露! アンコールでは、劇場総集編が上映決定し、2024年春に公開予定であることも発表されるなど、まだまだ終わらない『ぼっち・ざ・ろっく!』に、観客も歓喜の声を上げていた。
「1曲目からめちゃくちゃ楽しかったです。ライブで歌うのってこんなに楽しいんだと気付かされました。『ぼっち・ざ・ろっく!』に出会って、大切なものをいっぱいいただけました」と長谷川が伝えていたが、最初から最後まで、キラキラに輝く、最高にカッコいいボーカルだった。
すべての人が熱狂し、心を打たれたライブ『結束バンドLIVE-恒星-』は、5月28日(日)23:59まで、アーカイブ配信中! その熱気を体感してほしい。
■バンドメンバー
生本直毅(Gt)、五十嵐勝人(Gt)、山崎英明(Ba)、石井悠也(Dr)
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