“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』玉森裕太が8月4日公開予定のディズニー＆ピクサー最新作映画『マイ・エレメント』（監督：ピーター・ソーン／配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン）で日本版声優を務めることが1日、発表となった。
本作は、火・水・土・風のエレメント（元素）たちが暮らす世界を描くというもの。先日、主人公の一人で、アツくなりやすくて家族思いな“火”の女の子＜エンバー＞の日本版声優を俳優の川口春奈が務めたが、玉森はもう1人の主人公で涙もろくて心やさしい“水”の青年・ウェイド役演じることとなった。
ウェイドは、火の女の子・エンバーに新たな世界を見せ、彼女の中にある可能性を教えてる重要なキャラクター。エンバーの心を包み込むような優しさを感じさせる声のトーン、背中を押してくれるような“説得力・芯の強さ”を感じさせる演技が求められる。
そんなウェイド役となった玉森はUS本社のオーディションを経て起用。同社によると「確かな演技力に加え、彼自身の真っすぐな人柄や内側から滲み出るような優しい声音がキャラクターに非常にマッチしており、まさに求めていたウェイド像と合致する」ということから日本版声優を務めることとあいなった。
玉森はもともとピクサー映画のファンだったそうで「まさかこうやって一緒にお仕事ができる日が来るんだ！という驚きもありましたし、嬉しかったです」と声優決定時の喜びを噛み締めながらも、「頑張らないと！という気持ちになりました」と身が引き締まる思いという。
そんな気持ちで臨んだウェイドへは、「涙もろく、すごく優しい青年で、応援したくなるキャラクターです」と魅力とともに「すごく素直で、全力で何かを伝えようとする感じや、いろいろな表情をするのでそれに対応できるよう、一生懸命やらせてもらいました。ウェイドにしっかりと気持ちをのせてお芝居させていただいたので、いろんな方にこの想いが届いたらいいなと思います」と、伝えた。
これまで数々の“もしもの世界”を描いてきたディズニー＆ピクサーが、［もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのかどうやって触れ合う事ができるのか？］というコンセプトとなる作品だが、ウェイド役として、その世界の住人となった玉森自身も、「エレメントたちの生き方や普段の過ごし方がとてもチャーミングでユーモアがあって、火だったらこういう動きになるな！とか、水だからこうなっちゃうんだ！と、そんな世界観にワクワクしました」と、胸が弾んだそうだ。
そんな異なるエレメントたちが暮らす世界で出会う、一生懸命でアツくなりやすい “火のエレメント”エンバーと、流れに身を任せるタイプで自由な心をもつ“水のエレメント”ウェイド。全てが正反対の二人が共に時間を過ごす中で、互いの心に少しずつ変化が生まれていく姿が描かれるが、玉森は「自分の中の凝り固まった考えも、自分と違う人や環境に触れ合うと、もっとこういうことが出来るのかもと思ったり、こういう可能性があるんだという気付きを2人が教えてくれました」といい「自分もこの作品に参加させていただいて、アフレコをやらせてもらいながらとてもハッピーな気持ちになりました。これから何かを頑張ろうと思っている人や、悩んでいる人の背中を押してあげられるような物語なので、この映画を観て、頑張ろうと思ってもらえたら一番嬉しいです」とアピール。
最後に「今まで自分ではわからなかった自分の可能性に気づかせてくれ、心が温かくなる瞬間もあります。この正反対の2人の物語を劇場で味わっていただけたらなと思います」と、メッセージを寄せていた。
※玉森裕太過去記事
・玉森裕太 阿部サダヲからの「すごいアクションシーン」に笑顔で返し
・玉森裕太ラボン新CMはシリーズ初ドラマのような運転シーンに
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