グローバルボーイズグループ『JO1』白岩瑠姫、俳優・久間田琳加がW主演し今年9月1日より公開予定の映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(監督:酒井麻衣/配給:アスミック・エース)。本作の予告編、本ビジュアル、主題歌が『JO1』の楽曲『Gradation』に決定したことが23日、発表となった。
小説サイト『野いちご』で連載され、第1回野いちご大賞を
受賞した、作家・汐見夏衛氏の累計発行部数30万部を超えの同名作品が原作。自由奔放で、絵を描くことが好きな謎めいた部分がある銀髪の高校生・深川青磁(白岩)、過去の「ある出来事」が原因で、優等生を演じているという女子高生・丹羽茜(久間田)の2人が紡ぐラブストーリーとなる。
公開された予告編は60秒でのものに。白岩演じる青磁が久間田琳加演じる茜に「俺、お前のことが……」と切り出す、告白を予感させる印象的なシーンから。しかし、青磁から言い放たれた言葉は「大嫌い」。学校ではマスクが手放せず、本心を隠して優等生を演じている茜に、青磁は「言いたいことがあるなら、ちゃんと言えよ!」とたたみかける。思わず「私はこういう風にしか生きられないの!」と言い返す茜の手を引き、抜けるような青空の広がる屋上へと連れ出す青磁。
息苦しい世界から救い出してくれた青磁に次第に心惹かれていく茜。青磁が口にした言葉は「ごめん。もう会えないかもしれない」との思いもよらない一言。さらに、予告映像のラストに切り取られた「俺は、何よりもう一度……」の台詞が意味するものとは?
『劇場版 美しい彼~eternal~』(23)の大ヒットで注目の酒井麻衣監督によるリリカルな演出とカラフルな映像美のもと、何もかもが正反対のふたりの距離が、まるで夜と朝が融け合うグラデーションのように変化していき、恋に落ちていくさまを丹念につつったものとなっている。
映像内には、『JO1』では劇映画では初となる書き下ろし主題歌『Gradation』がインサート。タイトルさながら徐々に惹かれ合い、やがてひとつの「色」を織り成していく青磁と茜の関係を、瑞々しさあふれる11人の魅力的なボーカルとサウンドでエモーショナルに表現。映画のストーリーをモチーフにした歌詞も相まって、鑑賞後感を鮮やかに彩る仕上がりを見せている。
一方、解禁されたビジュアルは、青磁と茜が互いに背中を預け合い、同じ空を見上げる様子を捉えたもの。ともに頭上の空を見つめる2人の表情が儚さと切なさにあふれ、ふたりの恋模様がここから何色に染まっていくのか……。「君と見上げる空は、泣けるほど美しい。」というポエティックなコピーとも相まったビジュアルに仕上がっている。
タイトルロゴは、青磁を象徴する「青磁色」から、茜を象徴する「茜色」へのグラデーションを意識したものとなっており、まさに「夜が明けるような」配色。色がキーポイントとなる本作の魅力がたっぷり詰まっていることも特徴だ。
このビジュアルの制作には、今後のクリエイティブシーンを担う若き才能が集結。フィルムでのスチール撮影を行ったのは数々の企業広告や『最後まで行く』(23/藤井道人監督)のビジュアル撮影なども担当した増田彩来。Instagramで14.5万人のフォロワーを持つ彼女の、圧倒的な透明感と物語性にあふれる写真は若い世代を中心に圧倒的な支持を集める、今大注目の写真家だ。ビジュアルの縁を彩る絵の具のテクスチャー、マチエールを施したのは、アーティストの朝霧レオ。「日曜日の初耳学」(TBS)の出演ゲストのポートレートイラスト担当などで知られ、本作の絵画監修として、白岩演じる青磁の絵画指導にも携わっている。マチエールとは、絵の材料が与える効果・材質感のこと。制作にあたり、立体的でカラフルな質感を目指し、ビジュアルの細部においても青磁と茜の心情表現を徹底的にこだわりを感じさせるものとなっている。
また本アナウンスにあわせて、ムビチケ前売券の発売が決定。6月30日より、全国の上映映画館、メイジャー通販サイト、ムビチケオンラインにて発売。オンライン券には、第1弾特典として、増田彩来撮影による青磁と茜の儚く、切なげな表情を捉えたデジタル画像を購入者限定でプレゼントとなる。
■予告60秒
https://youtu.be/yTcgOLh7GdU
※映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』過去記事
・白岩瑠姫&久間田琳加W主演映画の追加キャストに箭内夢菜ら発表
・白岩瑠姫 映画初主演で翳り帯びたビジュ公開!久間田琳加とW主演
※記事内画像は(c) 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会