俳優・吉沢亮が1日、東京・丸の内ピカデリーで映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ‐決戦-』(監督:英勉/配給:ワーナー・ブラザース映画)公開記念舞台あいさつに俳優・北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、吉沢亮、英監督とともに登場した。
『週刊少年マガジン』(講談社)で漫画家・和久井健氏が連載し大人気となった『東京卍リベンジャーズ』が原作。不良だった絶頂気の高校時代から、しょぼくれた大人として生活をしていた主人公・タケミチ。ひょんなことから高校時代にタイムリープすることになり、未来で事故死する人生唯一の彼女だったヒナを救い、背を向け続けた人生を変えるためにリベンジを仲間たちとともに開始するという物語となっている。本作は今年4月21日に公開され48日間で180万人以上動員し興行収入24億円を突破している映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』の後編となる。
吉沢は本作で人気キャラクターの東京卍會の総長で“マイキー”こと佐野万次郎役でシリーズに出演し続けた。今回の舞台あいさつには高良が登壇していたが高良は、映画『東京リベンジャーズ』シリーズの舞台あいさつに初登壇。高良はマイキーの兄である真一郎役を演じており、くしくも吉沢が主演した2021年の大河ドラマ『青天を衝け』では渋沢栄一の従弟の渋沢喜作役を演じる“親戚”関係を演じている。
そんな高良と吉沢は2ヶ月以上クランクアップが離れていたそうだが、お互い“兄弟”を演じる上で意識したこととは?との質問が。吉沢が「意識したこと……そうですね」とつぶやくと、「意識したこと……なんでしょうね。ありました?」と、高良に振ると、高良は「ないよね」と、2人で笑い合う様子も。
そこから吉沢は絞り出すように「ないってことはないですけど、マイキーとしては兄貴の存在は、1のときから言葉に出てきたりしていて……。やっぱり原作は、ずっとあったし、真一郎という人間の存在がマイキーの中で大きいというのは物語の根幹ではあるので、そこは意識していました。でも、大河でも一緒に高良くんとやらせて頂いていたので、今回も兄弟させて頂けるんだとワクワクしていたんですけど、『現場で1ミリも会えなかったので寂しいです』というのをご飯を食べながら話していました」と、エピソードを披露。
すると高良もそれに乗っかり「現場では1ミリも会えませんでした(笑)。けど、吉沢くんのことは好きですし、意識しながら演じてはいます」と、まとめた。
続けて英監督と北村が、キャスト陣が英監督の「カット」の声が聞こえないくらい、撮影に高い集中力を発揮していたことを話し、段取りでできたことを本番ではさらに良くしようという熱量で取り組んでいたことも明かされていた。ここでいきなり吉沢に、その辺はどうだったか話が振られ「段取りから言ってましたよね……段取りから……言ってました」と、いいあぐねていたところ、山田が「撮影中の合間もずっとマイキーの目をしてたよね」とフォローを入れると、「ずっと入り込んで、筋トレやってました!ありがとうございます」と、声を張って押し切っていた。
そして最後に、仲間たちに言いたいことは?という質問が飛ぶ。これに吉沢は本作が場地圭介役で今月16日に大麻取締法違反で逮捕された永山絢斗容疑者が出演しており、逮捕直後、公開の行く末が一時未定となる事態へと陥ったことをふまえて、スピーチを始めることに。
「そうですね……なんでしょうね……まあ、ね。いいっすよねー。なんだろ、あんなことがあって、実際に公開がどうなるのか、それぞれ不安な思いもあったと思います。こうして実際に公開できるとなって、あらためてみんなで会っても、本当に普段と変わらない、各々が楽しそうにやっている感じが強いんだなとあらためて思いました。たぶんここに登壇しているみなさんは、また別の形でもお会いできそうな方々だなと思いますし、会いたいなと思うみなさんです。ぜひ、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございます」。
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ‐決戦-』は公開中!
※吉沢亮過去記事
・吉沢亮“兄”高良健吾と共演シーンなく「寂しい」!東リベ2舞台挨拶開催
・吉沢亮“マイキー”×村上虹郎“一虎” 東リベ2キャラPV公開
・吉沢亮 東リベ2「感情爆発しながら」撮影!山田裕貴熱さに「サウナか」