特撮テレビドラマ『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日系)でアム役を好演し、1月15日から放送開始されるAbemaTVオリジナルドラマ進出記念作品 『#声だけ天使』にレギュラー出演している女優・立石晴香(23)が、映画『40万分の1』(監督・脚本:井上博貴/2018年夏公開予定)のヒロインを務める。
主演は、「2016年 第29回ジュノンスーパーボーイコンテスト」審査員特別賞受賞し、今作が初の映画出演・初主演となる副島和樹(24)。
同作は、全国約40万人ともいわれる大卒就活生の「就活」がテーマ。井上監督の持ち味である若者が持つ瑞々しさと葛藤を見事に切り取る表現力で、これから「就活」に立ち向かう方はもちろん、かつて「就活」を乗り越えてきた方にも懐かしさと感動を呼ぶ作品に仕上がっている。
初めて付き合った美人な彼女・真美にフラれてしまった奥手で童貞の徹は、真美の新しい彼氏・大谷に対抗するため、うっかり業界No.1広告代理店の内定獲得を狙っていると、真美に嘘をついてしまう。
しかし、漠然と大学生活を送ってきた徹は、三流大学のうえに就活準備ゼロの大学三年生。何から手をつけて良いかすらわからず絶望する徹は、友人から伝説のOB・荻野を紹介される。荻野の奇想天外な就活トレーニングに挑戦していくなかで、社会の厳しさとともに、徐々に「働く」ことに対して真剣に向き合いはじめる徹。
果たして、徹の就活と恋の行方は? ときに泥臭く成長していく、就活青春エンターテインメント!
立石は、主人公が「就活」に本気で取り組みだすキッカケをつくるヒロイン・東山真美を演じる。
「今回わたしは主人公 徹の元彼女 真美を演じさせてもらいました。真美は負けず嫌いで不器用なところをうまく消化できずダイレクトに表に出してしまうので、共感できる気持ちを自分の中で存分に引き上げて演じました!
物語の中で徹が変化したいと思うきっかけを作る人物なので見てる人にもその出来事や様子が伝わるように、徹にもいいパスが送れるように考えて撮影に臨みました。
今回は就活がテーマですが、わたし自身一般企業への就職経験もあり同じような想いをしたことがありますし、今の役者の仕事もうまくいかない事があれば努力して挑戦しての繰り返しです。落ち込む気持ちや人と比べて余裕がなくなる気持ち、きっと誰もが経験あるんじゃないかなと思います。なので就活生の方はもちろん社会人の方だったり、学生さん、いろんな方に見ていただきたいです。登場人物の誰かに共感できるほっとする作品だと思います。私も作品見るのが楽しみです。お楽しみに」
副島は、何事にも本気になれなかったが、「就活」に向けた数々のトレーニングを経て、徐々に成長していく主人公・中西徹役。
「主演をさせていただく徹と共に、自分とは何なのか、苦しみながら捻り出し演じました。遅足ながら自分のやりたいことを本気で考え、俳優として生きていく決意を与えてくれた作品です。小さな一歩ですが、僕一人では決して踏み出すことができなかったこの大きな一歩を、僕を育ててくれた両親や応援してくれた方々にこそ観てほしいと思います。
中西徹の自信のなさや優柔不断な対応など彼のネガティブな性質を演じるときは、ありのままの副島を出せば難しくありませんでした。しかし、そんな彼も就活を通して一歩一歩成長していきます。苦難に直面しても逃げず、困った人に手を差し伸べられる男になっていきます。僕自身の演技力と人間力も彼と共にもっと成長していく必要性を感じ、頑張りました」
さらに、“伝説のOB”として厳しくも優しく徹を指導する先輩・荻野晴彦役に舞台を中心に活躍する実力派俳優佐藤輝(ひかる)、「就活」のトレーニングで通う演劇ワークショップで徹に大きな刺激を与える元女優・大川美海役にAmazon「クリスマスギフト」TVCMに昨年末出演し話題となった久保陽香(はるか)。その他、菊池修司、朝見心、鈴木祐真、津村和幸、元田牧子、米山穂香、結城貴史が脇を固める。
映画『40万分の1』は2018年夏公開予定