アイドルグループ『SixTONES』京本大我が2024年夏に全国ロードショー予定の映画『言えない秘密』(配給:ギャガ)を主演することが7日、発表となった。
本作は、台湾の国民的大スターのジェイ・チョウが、初監督にして主演を務め、台湾アカデミー賞で作品賞含む3部門受賞、アジア圏内で爆発的大ヒットを記録した同名映画が原案。
伝統ある音楽大学が舞台。ピアノ留学から帰国し、伝統ある音楽大学に編入してきた湊人(京本)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くのみ。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだったピアノへ次第に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまう――。
京本は過去の出来事から思うようにピアノが弾けなくなってしまった音大生・湊人(みなと)役を演じる。なお、京本にとって本作は映画単独初主演するとともに、劇中でピアノ演奏にも挑戦する。一方、謎めいた雰囲気を放つヒロインの雪乃役を古川琴音が務め、古川も本作で自ら演奏シーンに挑戦している。
メガホンは、『映画鈴木先生』『俺物語!!』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など数々の話題作を手掛ける河合勇人監督がとる。
今回の発表にあわせ、京本、古川、河合監督からコメントが寄せられた。以下、全文。
●京本大我コメント
本作のオファーを頂いた時、映画単独初主演ということもあって、非常に光栄で嬉しい気持ちと、不安が入り乱れるような、そんな気持ちでした。お話をもらってから、オリジナルの台湾映画も拝見しましたが、とても好きな世界観で、「自分もこの世界に飛び込んでみたい!」と強く思い、素直に嬉しかったです。今回ピアノ演奏に挑戦をしていて、仕事の隙を見ては必死にピアノ練習をする毎日を送っています。
古川さんとはピアノの連弾練習で初めてお会いして、クールで少しミステリアスな印象を抱いていたのですが、気さくに話しかけて下さり、すでに「きょも」「こっちゃん」とあだ名で呼び合うようになり、自然体でいられる空間を作って下さいます。河合監督はお芝居に関してのプランが明確で、心をゆだねて安心してお芝居ができると思います。みなさんに映画を観ていただくのが楽しみです!
●古川琴音コメント
初 めて台本を読んだ時に、まるで台本からピアノの音が聞こえてきそうなくらい、とてもロマンチックで綺麗な物語だと思いました。
ラブストーリーのヒロイン役で参加するのは今回が初めてなのですが、このような気持ちになれる作品のヒロインを務めさせて頂けることになって本当に光栄です。京本さんとは今回が初めましてで、“クールな王子様”というイメージだったのですが、お会いしてみると、とても気さくで落ち着いた雰囲気の方だったので、連弾練習などもリラックスして挑むことができました。河合監督とも初めてですが、登場人物の気持ちを直接言葉ではなく想像させて下さる方で、意識を共有しあえているような安心感があります。この映画を観て、人と人が繋がる過程にある温かさや美しさを、あらためて感じてもらえるように頑張ります。
●河合勇人監督コメント
台湾版オリジナル映画『言えない秘密』は公開当時観ていて、ヒロインのグイ・ルンメイに一目惚れしてしまったことを覚えています。僕にとっては何年かに一度見返したくなる大切な映画の1本です。時代が目まぐるしく変わる現代にあってなお、あのどこか懐かしい2人の初々しい恋愛劇は、美しい台湾の風景と相待って、僕のこころの片隅にいつまでも残っています。今回、そんな思い出深い作品のリメークを京本大我さん、古川琴音さんとご一緒できるのはとても光栄ですし、身が引き締まる思いです。スタッフ一同、オリジナルに恥じぬよう、精いっぱい頑張ります。
※京本大我過去記事
・京本大我 主演「束の間の一花」パッケージ版4つのポイント公開
・京本大我「束の間の一花」パッケージ版発売へ!予約先着特典も
・京本大我 藤原さくらと薄暗い砂浜…束の間の一花 最終回場面写
※記事内画像は(c)2024「言えない秘密」製作委員会