俳優・佐藤浩市と横浜流星がW主演し8月25日より公開予定の映画『春に散る』(監督:瀬々敬久/配給:ギャガ)。本作の場面写真が15日、解禁となった。
作家・沢木耕太郎氏による作品。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく――。ほか、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦が共演となる。
公開された場面写真は、仁一と翔吾が人生を賭けた戦いに挑む2人を捉えたもの。「今しかない」という言葉で共鳴し合い、心を通わせ、ひとつになっていく“仁さん”と翔吾。まっすぐ見つめ合い、時には気持ちをぶつけ合っていく姿も。
プロテストに合格するまで、本気でボクシングに向き合った横浜のトレーナー役を演じた佐藤。そんな佐藤にミットの指導を行った松浦は、「受けるのは怖いと思いますが、ミットをなるべく顔の近くに構えてパンチを迎えに行って、どっしりとした態度で流星くんをリードしてくださいと話しました。流星くんのパンチを受けると、かなり痛いはずなんですが、佐藤さんは絶対に流星くんの前では痛いと言わない。『本気で来いよ』と、カッコよかったですね」と振り返っている。
※横浜流星過去記事
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※記事内画像は(c)2023 映画『春に散る』製作委員会