稲垣吾郎、新垣結衣「正欲」11月公開へ!共演者やティザービジュも解禁

稲垣吾郎、新垣結衣「正欲」11月公開へ!共演者やティザービジュも解禁2

 『新しい地図』稲垣吾郎、“ガッキー”の愛称で親しまれる俳優・新垣結衣が出演する映画『正欲』(監督:岸善幸/配給:ビターズ・エンド)。

 本作の公開が11月10日を予定していること、追加キャストに俳優・磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり、岩瀬亮、坂東希、山本浩司の出演、ティザービジュアル、特報映像が18日、発表となった。

 作家・朝井リョウ氏の同名小説が原作。不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事の啓喜。ひとつの秘密を抱え、自ら世間との断絶を望む寝具販売員の夏月。夏月の中学の同級生で、夏月と秘密を共有する佳道。心を誰にも開かずに日々を過ごす大学生・大也。自分の気持ちに戸惑いながらも心に従おうと邁進する、大也と同じ大学に通う八重子。無関係に見えたそれぞれの人生が、ある事件をきっかけに交差するという物語。

 ティザービジュアルでは、『正欲』というタイトルが大きく示されており、「(ab)normal desire」という映画『正欲』の英題がパッションピンク色の手書き風文字で強調。あえて( )でくくられた「ab」が意味するものに関しては、現時点では明かされていない。

 特報映像では、本作のタイトルが大きく強調。「正」という文字が最初に示された後、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香それぞれの表情が大きく映し出されていく。「欲」という文字が次に示されると、「それでも私が、私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」という新垣結衣が演じる桐生夏月(きりゅう・なつき)の台詞とともに、再度キャストの表情が次々と映される。切迫感、安堵、疑問、不安……それぞれの役柄が心に秘めた想いを感じさせる。傑作か、問題作か。『正欲』というタイトルの意味とは……。

 また、今回発表された追加キャストの詳細な焼くどころも公開となった

 ●寺井由美(てらい・ゆみ)―山田真歩  不登校になった息子との距離を掴めずにいる啓喜(稲垣吾郎)に対し、徐々に気持ちが離れていく妻。

 ●越川秀己(こしかわ・ひでき)―宇野祥平
 啓喜とともに検察庁に勤める事務官。
 
 ●西山修(にしやま・しゅう)―渡辺大知
 夏月(新垣結衣)と佳道(磯村勇斗)の中学の同級生 。

 ●那須沙保里(なす・さおり)―徳永えり
 夏月と同じ商業施設で働き、夏月を気に掛ける妊婦の女性。

 ●矢田部陽平(やたべ・ようへい)―岩瀬亮
 ある日をきっかけに、佳道と大也(佐藤寛太)と秘密を共有するようになる小学校の非常勤講師。

 ●高見優芽(たかみ・ゆめ)―坂東希
 大也の所属するダンスサークルのリーダーとして、サークルのみならず大学内でも信頼を得ている。

 ●夏月と佳道の中学時代の担任教師―山本浩司
 中学時代、夏月と佳道の担任をしていた教師。

 映画『正欲』は11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー予定!

 ■特報映像

 ※記事内画像は(C) 2021 朝井リョウ/新潮社 (C) 2023「正欲」製作委員会