橋本環奈 横浜流星から「また、こういう役を見たい」に「嬉しい」

橋本環奈 横浜流星から「また、こういう役を見たい」に「嬉しい」5

 俳優・橋本環奈が19日、東京・内幸町のイイノホールで映画『春に散る』(監督:瀬々敬久/配給:ギャガ)完成披露試写会に俳優・佐藤浩市、横浜流星、山口智子、瀬々監督とともに登場した。

 作家・沢木耕太郎氏による作品。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく――。

 橋本は仁一の姪である佳菜子役を演じた。演じてみて「すっごい新鮮でした。話し方から、いままでにない雰囲気でした」と、新鮮なものだったそうだ。

 大分県での撮影もあったそうだが、橋本は、「お祭りのシーンがあったんです。本当のお祭りのようにみなさん盛り上がってくださって、活気づいている感じで。そのときに市の方が『大分の人が全員来てるんじゃないか』というくらい来ていて。さすがにそれはと思ったんですけど……」と語っていたところ、大分県出身の瀬々監督が「大分をバカにするな(笑)」と、郷土愛あふれるツッコミをいれ、和気あいあい。

 佐藤とは共演はあるものの、ガッツリと演じるのはこれが初で、横浜とは初共演だったという橋本。佐藤については、「お会いしたことはあったんですが、お話したことはなかったので……怖いと思っていました。もしかしたらすっごいピリピリした現場かもしれないと思ったら……それが全然(笑)。印象が180度変わりました。スタッフさんもやりやすいんだろうなって感じてました。流星さんも言っていましたが、『味方でいてくれる』という感じがして」と、頼りにしていたそうだが、佐藤は「最近若手にあまりにしゃべりすぎて嫌われるんです(笑)」と楽しげ、大分ロケの際にも、佐藤らと一緒に関サバを食べに行ったそうだ。

 一方、横浜については、事前のイメージでは「クールという印象があったんです」というが、いざ撮影に入ってみると「この作品ということもあるかもしれないですけど、アツさをめちゃくちゃ感じて。気合の入るというか心意気・男気を体現しているなという印象があります」と語る。

 逆に横浜は橋本の印象へ、「現場で佳菜子ことして真摯に向き合って居てくれていて。勝手な想像のイメージでは、現場でも明るくいらっしゃるのかなって思ったんです。けれど、すごく静かに役と向き合っている姿を見れたので、また違った一面を見れた感じがして、よかったなと思います。また、こういう役を見たいです」と高評価。橋本も「嬉しいです!」と笑顔になりつつ、「私の中では一番静かにいた役かもしれません」とのことだった。

 ほかにも、撮影オフのときに、「日向ぼっこしてぼーっとしてました。空き時間も多かったんですが、何もしていない時間が多くて」とのことだった。

 その後、花吹雪が散る中での記念撮影となったが、特効が来ると思ったのか橋本は身をすくめる一幕もありつつ、和気あいあいとイベントを終えていた。

 映画『春に散る』は8月25日より全国公開予定!

 ※橋本環奈過去記事
 ・橋本環奈ガルアワで純白ウェディングドレス姿でランウェイ
 ・橋本環奈&新木優子&岩田剛典「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」出演
 ・橋本環奈 紅白歌合戦回想や誕生日を博多華丸・大吉祝福

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桜をつかもうとする橋本

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