Liella! 上海で初海外イベ!堂々5曲パフォーマンスや岬なこ投げキッスも

 スクールアイドルグループ『Liella!』の澁谷かのん役・伊達さゆり、唐可可(タンクゥクゥ)役・Liyuu、嵐千砂都役・岬なこ、平安名すみれ役・ペイトン尚未、葉月恋役・青山なぎさ、桜小路きな子役・鈴原希実、米女メイ役・薮島朱音、若菜四季役・大熊和奏、鬼塚夏美役・絵森彩が22日、中国・上海メルセデスベンツアリーナで音楽フェスイベント『BILIBILI MACRO LINK 2023』(通称:BML2023)に登場。グループ初海外イベントのステージに立ち堂々のパフォーマンスで、観客たちを魅了した。

 オールメディアで展開しているラブライブ!シリーズのコンテンツで2021年7月よりNHK EテレにてTVアニメが放送された『ラブライブ!スーパースター!!』から新たに誕生したスクールアイドルグループ『Liella!』(リエラ)。表参道・原宿・青山という3つの街のはざまにある新設校・私立結ヶ丘女子高等学校を舞台に、初めての入学生である澁谷かのんを中心とした少女たちが紡ぐ物語となっている。昨年5月からは、2期生となる新キャストとして鈴原、薮島、大熊、絵森の4人が加わり、同7月にはTVアニメ2期が放送されている。

 3期生2人の加入も決定している『Liella!』だが、この日は1期生、2期生の9人での参加に。日本時間午後7時30分ごろの登場となり、会場ではメンバー1人1人のアタック映像が上映。ライブイベントなどで見るアタック映像となったが、メンバー・キャスト名ともに中国語での表記となっており、日本でのイベントとはまた違った趣を見せる。

 1曲目はTVアニメ1期第3話挿入歌で澁谷かのん&唐可可によるデュエットソング『Tiny Stars』から。楽曲『WE WILL!!』のMV衣装で伊達とLiyuuが登場。上部の大スクリーンには、第3話の映像も上映され、『ラブライブ!』シリーズおなじみのアニメーションのメンバーとキャストのシンクロパフォーマンスで観客たちを魅了した。

 2曲目はTVアニメ2期OPにもなった『WE WILL!!』。こちらもアニメーション映像とともにパフォーマンスし、観客たちも歓声をあげながら応援する姿が見られ、キャスト陣もステージ最前まで出る様子も。

 そしてMCとなり、グループおなじみの自己紹介へ。トップバッターとなった大熊は“みなさん、こんにちは”にあたる「大家好(ダージャーハオ)」と元気よくあいさつすると、英語を交えて自己紹介。「上海に初めて来れました!Liyuuに習った中国語があるので披露したいと思います」と、“小籠包”をアピール。習った甲斐もあってか、会場の反応も上々といった様子で“切り込み隊長”の役目をしっかりと果たすことに。

 それに続く鈴原も“大好き”を意味する言葉を繰り出して手でハートを作ったり、岬は青山と中国語での小芝居を見せたり、ペイトンは英語と中国語を織り交ぜることも。そんななか、伊達は、「(グループが)上海に来るのが初めてです!ずっとみんなで、“行きたい行きたい”と言っていたんです。Liyuuちゃんが上海が故郷でして」と、紹介。笑みを浮かべるLiyuuを見ながら「ですから来れてすごく嬉しいです!」と、喜んだ。

 ライブへ戻り、2期第6話挿入歌で夏にピッタリのチューンな『ビタミンSUMMER!』。お祭りソング『Chance Day, Chance Way!』をキレの良い息の合ったダンスとともに披露。

 そして伊達が「アツい!上海でテンションもあがってます!」というなかLiyuuから習った中国語を再び披露して和気あいあい。ラスト前のあおりはLiyuuが担当し中国語で説明した後に、TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』2期第10話挿入歌でミドルテンポな楽曲『Sing!Shine!Smile!』をパフォーマンスすると、伊達は「以上『Liella!』でした!」とあいさつするとキャスト陣が「謝謝!」「ありがとう!」と言いながら舞台を降りていき、最後に残った岬が“愛してます”の意味となる「ウォーアイニー!」を叫んで投げキッスを飛ばしていた。

 ※Liella!過去記事
 ・Liella!「WEIBO Account Festival 2022」優秀IPアイドル賞に
 ・Liella!アニメ2期構成3rdツアー!青山なぎさへほっぺチューされる【宮城公演Day1・レポ前編】
 ・Liella!・岬なこ お団子からストレートヘア姿で歌唱【宮城公演Day1・レポ中編】