アナウンサーでタレント・福澤朗、大手芸能事務所のホリプロのマネージャーで鉄道に詳しい南田裕介氏が25日、東京・丸の内の地下にある動輪の広場 特設会場で『まなビバ!東京ステーション 東京駅タイムトリップクイズラリー』オープニングセレモニーに登場。司会は“女子鉄アナウンサー”の異名を持つアナウンサー・久野知美が務めた。
一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会が主催。本日25日から8月8日の15日間東京駅内(改札外)でスマートフォンを使用した『東京駅タイムトリップクイズラリー』を展開する。同プログラムでは、過去・現在・未来のクイズを楽しみながら東京駅の歴史やSDGsの取り組みを学ぶことができる企画となり、駅構内のエリアに設置されたQR コードを読み込むと東京駅にまつわるクイズが出題され、全エリアをクリアすると数量限定のノベルティ『オリジナル アクリルキーホルダー』がプレゼントされたり、抽選で豪華景品(オタカラ)がその場で当たる抽選にも参加できる。司会の久野も含め3人は大の鉄道好きとして知られることからゲストとなった。
福澤アナは登場するなり「『まなビバ!東京ステーション』にジャストミート!」とおなじみの“ジャストミート!”を叫んでハイテンションでは入りつつ、「列車に揺られながらお酒を飲むのが大好きな福澤朗でございます」と、ごあいさつ。
動輪の広場へは思い入れがあるそうで、現在南口の近くにあることに対して以前は北口のところにあったという。そのころに比べて「涼しいところですね。これ1つとっても進化していると感じました。地下街は過ごしやすいですね。過去と未来の違いをまざまざと感じています。行幸通りを歩きましたが、打ち水コーナーがでていたり、駅前は進化しているんだと感じました。クイズを通して学んでいけたらと思っています」と、思い出を披露。
列車の話題へ。乗る際に、「お酒が飲めるようになってから、ビールを買って日本酒を買って。ドアが閉まるまで開けないルーティンがあるんです」と話す福澤アナ。さらには、「ここ10年くらい欠かしたことないルーティンがあるんです」というと、おもむろに懐から味付きゆで卵を取り出す。
これは「ゆで卵が好きというのもありますけど、卵は新しいものを生み出す力になると願掛けも含めているんです。これは東京駅で買うから意味があるんです。東京駅0キロポストがあるんです。そのゼロの形が卵と似ていますし、車内でゆで卵を喰らうと、間違いなくその日はいい仕事ができるんです」と、披露しギャラリーを唸らせることも。
“推し車両”の話題へ。南田氏は席から立ち上がって中央線の「中央特快がいいんですよ!」を熱弁して高い熱量を窺わせるなか、福澤アナは“新幹線0系電車”を挙げ「キャンディーズか0系かというくらい僕のアイドルですね。フロント部分がいまだに焼き付いて離れないです」と、懐かしげに話していた。
イベント後半には『東京駅タイムトリップクイズラリー』の一部を体験。福澤アナはノリノリで高校生クイズのようなSEを口で入れるなか、いきなりマニアックなクイズが出題され、これには2人も頭を悩まし正解できず……。しかし、2問目は福澤アナの推理が的中し、正解となり、思わず席を立ちあがって喜んでいた。
そして南田氏から「東京駅はいろんな路線が乗り入れていて、いろんな文化や列車名もそうですがいろんなことを列車から学び取ることができると思います。駅で学べるということで、学びが大きいことを感じてもらえれば」とメッセージを寄せれば、福澤アナは本イベントのテーマが過去・現在・未来ということを踏まえて「日本テレビで、新人アナウンサー時代を思い出しました。どの競技に携わっても、いま起こっているプレーを伝える、過去を紐解いて伝える、未来を予想して伝える、現在・過去・未来を1番重要な3元素としなさいと教わりました。このイベントも現在いまどういう列車があって、過去どうしたものだったのか知ってもらい、そうするとおのずと未来をどう切り開いていけばいいかわかってくるのではないかと思います。未来はみなさんの手にあると思います。こんな格好いい駅にだったんだと思ってもらえれば」と、呼びかけていた。