ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKI(52)とマリリン・マンソン(49)が「楽曲を一緒に製作している」ことが、マンソンの口から明かされた。
この発言は、YOSHIKIのオフィシャルYouTubeに公開された、昨年ヨーロッパを中心に行われた映画『WE ARE X』プレミア・ワールドツアーの動画内で語ったもの。
3分20秒過ぎ、世界のスターたちが映画『WE ARE X』についてコメントを寄せる、その先陣を切って登場したマリリン・マンソンが、「YOSHIKIは誰も味わったことのないような経験をたくさんしてきた。それが今の彼を形成しているのだと思う。彼は俺の親友だ。そして、今、楽曲を一緒に製作している」と、YOSHIKIと現在レコーディングしている事を明らかにした。
この映像では冒頭で、「自分がこのように世界を駆けめぐる事で、HIDEの偉大さをみんなに伝えることができる」とYOSHIKIが語っている。
続いて、世界各国(ドイツ、フランス、フィンランド、スウェーデン、イタリア、中国、ロシア、日本、メキシコ、アメリカ、オーストリア、オランダ)での舞台あいさつの様子や、日に数十本単位で受ける現地メディアのインタビュー風景、感動のあまり泣き出すファンが続出する映像などがおさめられており、各国の熱狂的ぶりから見て取れる。
また、 世界のスターたちが映画『WE ARE X』についてコメントを寄せるカテゴリーでは、マリリン・マンソンに続き、バックストリート・ボーイズのA.J.からは「映画の最後には涙が止まらなかった。僕もYOSHIKIのような人間になりたい。彼が経験してきた数々の困難…2人のメンバーの死と、そして幼少期に経験した父親の死。それに対する彼のリアリズムやどこまでも謙虚な姿勢に引き込まれた」と、さらにKISSのジーン・シモンズは「彼にはカリスマ性があり、文句なしに最高。世界一になるべきだ」と絶賛している。
2016年1月のサンダンス映画祭への出品を皮切りに、月末のモスクワ公開を含め、これまで実に世界29もの国と地域で上映されている映画『WE ARE X』。
YOSHIKIが東洋と西洋に立ちはだかってきた壁をどこまで壊せるのか、また彼の率いるX JAPANがこれからどのような道のりを歩み、どんな“前代未聞”に挑んでいくのか。今、 世界中の熱い視線が注がれている。
なお、X JAPANは4月12日と21日(現地時間)に行われる米国最大規模のロック・フェスティバル『コーチェラ2018』への出演が決定しており、歴史に残るステージに期待が高まる。