アイドルグループ『AKB48』グループが19日、TOKYO DOME CITY HALLで『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2018』を開催し50位から26位までの楽曲を披露した。
2008年から開催されている、ファン投票によって選ばれた楽曲をランキング形式でパフォーマンスするというもので“リクアワ”の愛称で親しまれているもの。今回は『AKB48』、『SKE48』、『NMB48』、『HKT48』、『NGT48』、『STU48』、『SDN48』の楽曲1078曲のなかから選出され、前日の19日と同日の午前にかけて100位から51位までの順位が発表されていた。
50位はここまでで、誕生してわずか3年にして数々の楽曲がランクインし勢いを見せている『NGT48』だが50曲目も同グループの『君はどこにいる?』から。その後も、7曲ランクインと、勢いが止まることはなかった。
MCは前半の楽曲の合間合間に挟まれものに。その中で『NGT48』北原里英が宮崎美穂らと出てきた際は、自身の17日発売の写真集を配るというちゃっかり宣伝を入れることも。
さらに、“みゃおの部屋”として宮崎が司会を務めるコーナーでは、『AKB48』村山彩希、岡田奈々、『NMB48』太田夢莉の3人がゲストに。宮崎は14日の『AKB48グループ 成人式コンサート~大人になんかなるものか~』内のデュエット曲『おしべとめしべの夜の蝶々』歌唱の最後に岡田が村山へキスしたということをツッコんで、岡田は楽曲名にかけ「おしべとめしべになりきったんです」と、しれっとコメント。
当時の状況について、リハーサルの際に、積極的にキスしようとする岡田に対して、村山はなるべくそうならないように頑張っていたのだとか。すると、村山は「本番は動かないでくださいと言って、私は動かなかったんです」と、岡田がキスしてきたと証言していた。
そんな岡田は、隣にいる太田ともとても距離が近いだけに、宮崎が呆れながら「どっちを選ぶのかハッキリ決着つけたほうがいいと思うよ」と、選べと迫ると、岡田は「1人しか好きになるルールってないですよ。(観客の)みなさん複数推しメンがいますよね。みなさんと同じ考えているんです。どっちも大好きです!」と、観客を引き合いに、宮崎もそれ以上追求を諦めざるおえない状況へ追い込んでいた。
ほかにも、TVドラマ『豆腐プロレス』メンバーによるトークも繰り広げられたが、その最後には松井珠理奈が山田野絵に卍固めを書けるという壮絶なシーンが。技をかけられた山田は「やだよ~!」「痛い痛い~!」と絶叫し、『豆腐プロレス』の迫力を生でアピールしていた。
さらに、茂木忍と向井地美音によるスタッフに絶対匿名を条件にアンケートを取ったコーナーも開催。その内容は上司にしたいメンバーは誰かというもので、3位には「決断が早そう」や「一緒に出世できそう」ということで指原莉乃。2位に「真面目」ということで女性スタッフから圧倒的支持を受けたという岡田奈々。そして「この人のためなら一生懸命働ける」ということで1位に横山由依となった。
しかし、その匿名アンケートはここからが本番で、上司にしたくないメンバーを公開。こちらにもランクインしたのが横山で「会議が長そう」となったり、中井りかへは、「仕事丸投げしてきそう」とのこと。吉田朱里、白間美瑠もあがったが、なかでも植木南央へは「握手会前に胸にティッシュを入れているのを見ました」と、本人のいないところで“胸を盛った”疑惑が暴露され、「盛る上司は信用できない」と、件のスタッフからのコメントも添えられることもあった。
楽曲面では、これまで高い順位でランクインしていた松井の『赤いピンヒールとプロフェッサー』が37位だったり、32位には中井の『抱いてやっちゃ桜木町』のランクイン。31位にはSTU48初のオリジナル楽曲『瀬戸内の声』が入り、メンバーたちもこれには感激といった様子だった。
アンコール後には9thアルバムから『ごめんね、好きになっちゃって…』『キスキャンペーン』の2曲を初披露。そして、全メンバーがステージに再び登場すると、今度はスクリーンに「緊急告知」の文字が!
なんと、今年3月10日に、AKB48の歴史やダンスの振り付けを答えるといういわば“AKB48愛”が試される『AKB48グループセンター試験』の実施が発表。このなかで、向井地はグループに入る前からAKB48のファンだったというだけあり、は「これは勉強じゃない方なのでいけるなって思います!」と、試験が待ち遠しそうな様子も。さらに“古株”の柏木にも高得点へ期待が寄せられたが、「昨日のことも覚えてない……」と苦笑いだった。
なお、この“センター試験”東京・新潟・名古屋・大阪・広島・福岡・インドネシア・タイ・台湾で開催され国内外の姉妹グループメンバーが受験し、試験結果上位16名は特別選抜として楽曲をリリース。日本では、メンバー以外の一般の方も同日に受験が可能とのことだった。
■セットリスト
50位:君はどこにいる?
49位:窓際LOVER
48位:空き缶パンク
47位:出陣
46位:暗闇求む
45位:白線の内側で
44位:Show fight !
43位:戸惑ってためらって
42位:奇跡の流星群
41位:夜風の仕業
40位:マドンナの選択
39位:月の仮面
38位:さくらんぼを結べるか?
37位:赤いピンヒールとプロフェッサー
36位:彼女
35位:大人列車
34位:プライベートサマー
33位:下衆な夢
32位:抱いてやっちゃ桜木町
31位:瀬戸内の声
30位:太陽が坂道を昇る頃
29位:11月のアンクレット
28位:抑えきれない衝動
27位:夢の階段を上れ!
26位:純情よろしく
EN1:ごめんね、好きになっちゃって…
EN2:キスキャンペーン
EN3:靴紐の結び方
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