“シカコ”の愛称で親しまれている声優で歌手・久保ユリカが13日、東京・山野ホールにてライブイベント『Come on!! Come on!!』を開催。自身初となるバンドセットでの公演で観客たちを熱狂させた。
4thシングル『可愛くって意地悪しちゃう』発売を記念した公演で、久保にとって約4年ぶりの有観客単独ライブとなる。
以下、公式レポート部分。
観客の大きな拍手と歓声に迎えられ、姿を見せた久保。早速「可愛くって意地悪しちゃう」を歌唱し、甘い歌声と歌詞で酔わせた。続く「SUMMER CHANCE!!」は、シアー素材のブラウスの前を開け、ほんのり涼しげな出で立ちで披露。曲間には、久保の合図で観客がウェーブをする一幕も。前方から後方へ、後方から前方へと波打つ客席を眺め、久保は「いいよいいよ!」と嬉しそうに一体感を味わっていた。
その後も久保は、たっぷりとしたMCを挟みながらマイペースにライブを進行。「スーパーカラフル」では、一部を観客に「歌ってほしい」と呼びかけ、観客たちの声を全身で受け止めた。後のMCでは、この光景を振り返り「良すぎんかった……!? 3曲目で泣くかと思った!」と大興奮。「このライブは映像に残ることはないんだけど、それはもう覆らないんだけど」と早口で悔しがりながら、ファンの愛情がこもった歌声を噛み締めた。また、「旅風船」は、久保にとって縁のある場所を巡る映像とともに歌唱。歌詞の〈ただいま〉に合わせて観客と手を振り合うなど、ファンとの交流を存分に楽しんでいた。そして、カバー曲を歌うパートでは奥華子の「ガーネット」をセレクト。ハイチェアに浅く腰掛けた久保は、透明感のある歌声を観客一人ひとりの心に染み渡らせた。
終盤は、「VIVID VIVID」「Lovely Lovely
Strawberry」とアップテンポな表題曲を畳み掛けて再び会場のボルテージを上げると、その熱のままアンコール後の「Come on!! Come
on!!」へ。観客と一緒にタオルをブンブン振り回したり、コールしたりと大はしゃぎ。会場にいる全員の笑顔が咲く中、大ジャンプで締めくくった。
合間のMCでは、「もともと根暗」と打ち明けた久保。「時々、考えすぎてワァー!となっちゃうけど、みんなと会ったらこんなにハッピー。本当にありがとう!」と、真っ直ぐな言葉でファンに感謝を伝えた。ファンとの結束の固さを改めて実感した久保は、この先の活動に弾みをつける。
そして、会場で販売していたKUBO YURIKA
2023グッズの事後通販が9月2日(土)18時よりポニーキャニオンのアニメ通販サイト「きゃにめ」にて販売開始する。事後通販限定で、本公演のライブスチールを使用したブロマイド5枚セットの販売も決定しているので、ぜひ当日会場に足を運べなかったファンはもちろん、手元に残る公演の思い出としてもチェックしてほしい。お届け開始は9月中旬を予定している。
文:松本まゆげ
写真:武田真和
■セットリスト
M1. 可愛くって意地悪しちゃう
M2. SUMMER CHANCE!!
M3. スーパーカラフル
M4. 君なら君しか
M5. そのままでいいんだよ
M6. 旅風船
M7. ガーネット(cover)
M8. VIVID VIVID
M9. Lovely Lovely Strawberry
M10. Come on!! Come on!!
■バンドメンバー
西川ノブユキ(ギター)、峯岸翔雪(おいしくるメロンパン/ベース)、奥村大爆発(ドラム)、大場映岳-hana-(キーボード・マニピュレート)
■きゃにめ販売ページ
https://canime.jp/shikaco/
※久保ユリカ過去記事
・石川界人&瀬戸麻沙美&久保ユリカ 青ブタ4年ぶり劇場上映に感慨
・伊藤美来×南條愛乃、井口裕香×大西亜玖璃、工藤晴香×富田美憂、久保ユリカ×芹澤優のショットも!特別号「My Girl -EJ My Girl Festival 2022 Special Edition-」発売
・伊藤美来×南條愛乃、井口裕香×大西亜玖璃、工藤晴香×富田美憂、久保ユリカ×芹澤優のショットも!特別号「My Girl -EJ My Girl Festival 2022 Special Edition-」発売