『第29回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞 表彰式』が開催！
元『宝塚歌劇団』月組の男役トップスターでタレント・遼河はるひ（41）が25日、東京ビッグサイトで『第29回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞 表彰式』に登壇し40代部門を受賞した。
過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後もさらにジュエリーを身に着けてほしい人」を世代別と男性部門と特別賞に分けて選出。毎年、大きな反響を見せている賞となっている。
この日は遼河のほかに、特別賞（女性）では浅丘ルリ子、特別賞（男性）ではボクシングの村田諒太選手、10代から岡田結実、20代から菜々緒、30代から上戸彩、40代から遼河、50代から浅野ゆう子、60代以上から大竹しのぶ、男性部門から福士蒼汰が選出。なお遼河は、「オンリーワンの個性をお持ちのこの方にこそ、この世に同じものが2つとない宝石がふさわしい」ということから選出となった。
壇上で遼河は「素晴らしい賞を頂き誠にありがとうございます。まさか私がこの賞を頂けるとは夢にも思っていませんでした。普段、バラエティ番組に出演しているので本気のドッキリだと思っていました。ドッキリじゃなくてよかったです！（苦笑）」と、驚きの方がまさっていたのだとか。
「きょうはブースをめぐらせて頂いて、あらためてジュエリーの美しさを見て、着けてみたいというジュエリーもたくさんありました。いまは、そのようなジュエリーをプレゼントしてくださる男性が、私の周りにはおりません（苦笑）。ですので、これから私から足繁く通って購入していきたいと思います。私がお店に行ったら、優しくしてください（笑）」と、茶目っけたっぷりのスピーチ。
さらに、宝塚時代のことにも触れ「7年前まで宝塚で男役をしていました。宝塚時代はきらびやかで、華やかなお衣装。眩しいライトに包まれながらも男役でしたので、こういった女性らしいジュエリーを身につけたり、購入する機会がなかなかございませんでした。そして7年前、30代半ばを過ぎたころに……ではないです（苦笑）。34歳のときに、宝塚を退団するという決意をしました。その理由の1つとしましては14年間十分に男役をしたということと、第二の人生は女性として生きていたいと思ったこともあります。その退団の際に母が自分の婚約指輪の一粒ダイヤをペンダントに付け替えたものをプレゼントしてくれました。そのペンダントをつけたとき、1粒から放たれるきらめきに感動したのを覚えております。それと同時に、私もダイヤが似合うような素敵な女性になれたらと思いました。まだまだ、男役のがに股で歩くという癖が取れません。それでも、本日、女性として少しは自信が持てるようになりました！」と、スピーチを結び、拍手を受けていた。
終了後の囲み会見では、受賞時に指輪をもらったということで「みなさんの前でこうやって指輪をお見せできるのは、一生に一度くらいかもしれません」と、自虐気味だったが、「こういう機会が今年もう1度あるように頑張ります！」と、意欲はあるよう。
いままで男性からジュエリーをプレゼントされた経験を問われると、「ないんです。本当にないんです」と、ひたすら苦笑い。それでも、「来週で42になるんですが、40代になってやっとジュエリーが身につくようになったというか、似合うようになったなと思っていて、ピアスも集めているのでこれからですかね！」と、前向きで「シンプルなダイヤの指輪というとあれなので、まずはピアスから頂けたら」と、世の男性に訴えた。
そんな遼河の理想のタイプへは「割と筋肉がある方。私が大きいので。ちょっと草食系だと私がこうなっちゃうので」と、女性記者を相手に壁ドンのジェスチャーをしつつ、「だから筋肉のある方の方が安心感がありそうです」とのことだった。
ちなみに、記念撮影の際に、上戸や浅野の間のセンターに立ったことに遼河は恐縮しており「右に上戸さん、左に浅野さんで、バラエティーに出させて頂いている者としては女優さんたちに囲まれるというのは荷が重いというか……。なおかつきょうセンターだったので、宝塚時代のセンターをさせて頂いたこともありますが、こんなに肩身の狭いセンターでした」と、プレッシャーもあったことを告白していた。
