ダンス&ボーカルグループ『BE:FIRST』SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOが10日、東京・新宿バルト9で初となるライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』(監督:オ・ユンドン、キム・ハミン/配給:エイベックス・ピクチャーズ)大ヒット御礼イベントをエグゼクティブプロデューサーのSKY-HIとともに開催した。
2021年のオーディション番組『THE FIRST』に出演しデビュー。その1年や、NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、代々木第一体育館での単独ライブなど国内アーティストとして飛躍を見せている『BE:FIRST』。デビューして2年目も走り続ける、オーディションから現在に至る【集大成】が劇場で楽しめる。8月25日より全国127館で公開され、公開2週目で早くも観客動員10万人を突破している。
以下、公式レポート部分。
冒頭のあいさつでRYOKIが「映画『BE:the ONE』でオスカーにノミネートされたいRYOKIです!」と声を上げ、会場も大爆笑。9月8日に25歳の誕生日を迎えたLEOは「25歳、LEOです」と語り、観客も「おめでとう!」と祝福。
SKY-HIは「緊張しています。この状態での登壇はなかなかないので、フレッシュな状況です」と告白。さらに「芸能の時代の変化というか、今までは(アーティストが)“裏では辛く、苦しい時間を耐えて、表ではそれを感じさせないように笑顔でキラキラと輝く”というのが、当たり前の時代が続いていた。でも裏側から楽しくないと、本当に楽しくていいものはできないのではないか。ステージの上で、本当の楽しさをチームワークとして発揮できるものを作れないかと思っていた。この映画を通して、それが作られているという感動をみんなに観てもらえて、『BE:FIRSTを好きになってよかった』と思っていただける根拠をお見せできた。今、しゃべっていても泣きそうです」と照れ笑いをのぞかせ、大きな拍手を浴びた。
「こんな夢が見たかったんだ」というSKY-HIが考えたキャッチコピーがつづられたポスターの印象を聞かれたLEOは、「このチームに巡り会うために、あの時にこういう思いをしたんだと、全部説明がつく気がする。そういう日々をすべて肯定してくれるのが、『BE:FIRST』。『こんな夢が見たかったんだ』という言葉は、自分にとっても刺さる言葉です」としみじみ。MANATOも「映画の中では、パフォーマンスをしていない、スイッチがオフな状態も見ることができる。自分たちが観ても初心や原点に帰れる作品だった。ポスターと作品の内容がとてもマッチしていて、めちゃくちゃ好きです」と熱を込めていた。
また司会から「初めての全国ツアーが映画となり、もし今後『BE:FIRST THE MOVIE 第二弾』を制作するとしたら、どんな作品をイメージされますか?」と質問が投げかけられる場面も。
RYOKIは「ホラー映画じゃないですかね」と茶目っ気たっぷりに切り出し、「SKY-HIさんがすごい形相の化け物になって、7人が逃げる」と回答。するとLEOが「蘇る系?呪文となえる系?結末が気になる」と乗っかり、RYOKIもどんどんアイデアを膨らますなど、2人の息の合ったやり取りに会場も大喜び。SKY-HIが「ポスターには『こんなはずじゃなかった』と書くね」とキャッチコピーを繰り出し、周囲を笑わせた。JUNONは、「ドームツアー、ワールドツアーとかですかね」と野望を口にし、大きな拍手を浴びた。さらにJUNONが「アクション映画もいい」、RYUHEIも「学園ものは?」と続くと、SKY-HIは「こういうことを冗談でも言っていると、本当にやりたくなっちゃう。なんかやりたいね」と大いに刺激を受けていた。
あらゆる夢を叶えてきた彼らだが、9月13日には4th Single「Mainstream(メインストリーム)」がリリースされる。SOTAは「今までにない世界観と、さらに本質を探ったBE:FIRST。コレオグラフなど含め、BE:FIRSTの一番いいところを引き出す楽曲になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたら」とアピール。「とりあえず聴いてほしい」と期待したSHUNTOは、「自分たちの覚悟が詰まっている1曲。楽しみに待ってくれたらなと思っています。もうすぐです!」と力強く語っていた。
締めの挨拶には、RYUHEIが「僕たちの活動や経験を形にするのがライブ。今回はそれを映画として収めて、たくさんの方に届けることできることができた。いつもBESTY(BE:FIRSTファンの愛称)のことを思ってライブに向けて準備しているので、これをきっかけにまたライブ行きたいと思ってくれる方がいたら、本当にうれしいです」、SKY-HIが「BE:FIRSTがなぜすばらしいのか、いかにすばらしいのかを証明できる映画になった。時代を象徴するものとして、本当の意味での価値が伝わるのは、2年後かもしれない。『観たぞ』という財産を糧に、これからの時代も一緒に頑張っていきましょう」とメッセージ。
最後には全員で鏡開きを実施し、BESTYと一緒に「よいしょ、よいしょ、よいしょー」と掛け声をかけて樽を割ったこの日。木槌を手にいろいろなポーズを取ったり、どうやって樽を割るのかと仲良く相談し合う姿に会場も大盛り上がり!メンバーは大きな声で「ありがとうございました!」と感謝を伝え、温かな空気に包まれた会場を後にした。
写真:坪井隆寛
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