“ももクロ”こと人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子(23)、玉井詩織(22)、佐々木彩夏(21)、高城れに(24)、『ニューヨーク・ヤンキース』の田中将大投手(29)が27日、東京・表参道のスパイラルホールでワコール『CW-X WOMEN SPECIAL EVENT』に登場した。
“コンディショニング”をテーマに、ヨガ体験イベントやトークセッションを行う女性限定の招待制イベントでワコールの『CW-X』を着用してのもの。田中選手は以前から『CW-X』のアドバイザリーパートナーを務めていることや、ももクロは昨年田中投手と同ブランドでの対談動画が話題となりゲストとなった。
イベントでは招待された方たちにヨガ教室が30分ほど行われた後にももクロメンバーたちが登場。ゆったりした雰囲気を見て取った高城も「女子力がすごい」と、苦笑い。
そんななか、百田は今月21日のライブを持って有安杏果がグループを卒業し、初となる人前での4人組での登場となることへ、「まだ見慣れないかもしれませんけど4人で頑張っていこうと思います」と、意気込んだ。
田中選手といえば、ももクロの楽曲を自身の登板の入場曲にしているほど、ももクロのファンのことを指す“モノノフ”の1人として知られており、百田から「5人最後のライブも観に来てくれて!」と呼びかけると、はにかむなかで進行。ちなみに田中選手は、毎年推し色を決めているそうで、今年は赤といい、この日の装いにも入っており、百田は「今年は私を推してくれるそうです」と、ニッコリだった。
イベントでは、4人でヨガポーズ対決が開催。技術やおもしろさを競い田中選手がジャッジするというものだが、「叙々苑3万円分のお食事券」がかかると聞いた瞬間から、4人は本気モードにスイッチオン!
靴を脱いで、靴下も脱ぎだしてのポーズをとりだす気合の入れよう。百田のポーズが一番難しそうだったが、講師からは「まさか初めてであんなにできるなんて」と、驚かれる一幕も。結果発表前には4人で「やきにく~」と拝みこむポーズも見せたが、田中選手が選んだのは佐々木。
田中選手によると「僕はあーりんダメじゃないかなと思っていたんです」という意外性と、アイドルとして最後に顔を見せるポーズを見せたことだそうで、「完璧でしたね」とのことだった。
お食事券をゲットした佐々木は大喜びで「3万円分1人で食べたいと思います」と、ウイニングコメントを残すと百田が「こういうときはみんなでとか言うんじゃ?」とツッコミ。しかし、佐々木はその声ももろともせず「負け犬には渡さずに」と、譲らずに沸かせていた。
イベント終了後の記念撮影前には裏から5人の楽しげな会話も聞こえるなど和気あいあい。カメラマンたちからは「Zポーズもください!田中選手も」との声がかかると、田中選手は「僕はNGなんだけどな」と言いつつもやってくれたりと、茶目っけたっぷりで、報道陣を笑わせることも。
囲み会見では、今回ヨガを体験してみて、玉井は、「普段よく体を動かしているし運動神経がいいと思われがちですけど、意外としなやかなポーズとかやってこなかったので女子力が上がった気がします!」と、笑う。
続く、高城は「私たちは激しい動きが多いので、次から次へと振りやポーズが変わるんですけど、ヨガみたいに1つのポーズをゆっくり時間をかけて集中して完成させるというのは新しいと思ったのでこれから挑戦したい」としおらしく話したが、田中選手をはじめメンバーたちから「本当かよ!」「絶対やんない」「いまのなんか間があったぞ!」と、総ツッコミを受けていた。
田中選手へは、なぜ佐々木を選んだのかへ、「まさかあそこまでできると思ってなくて、期待値が低かったんで、そこを簡単に超えてきたんです。夏菜子ちゃんは期待値が高いから超えてこなかった」と、理由を明かす。佐々木が普段から運動音痴だと「僕は思ってますよ。ロケを一緒にしたりして」と、ぶっちゃける田中選手へ佐々木は「本当にすごいバカにするんですよ!」と、ほおを膨らませた。
報道陣からは田中選手へももクロの“5人目”のメンバーになってみてはという声が飛んだが田中選手は「もうちょっと小さくならないと。背が飛び抜けてバランス悪くなっていると思うから」と、キッパリ否定。
ではと、記者が「振り付けも完璧なのでは?」と食い下がると、田中選手は「いや全然知らないです」といい、百田も「ファンの人もそれぞれで、ライブ中に一緒に踊ってくれる人とか、サイリウムを振ってくれる人、あと何もしないで、観て感じてくれる人と本当にさまざまなんです。まーくんは本当に何もしないで観てくれていて、いつも本当に楽しんでくれているのかなって感じているんです。それが分からない……」と、話の向きが変わり、高城も「久々に直接会ってもあんまり表情が変わらないから、本当に私達のこと好きなのかなって心配になっちゃいます」と、吐露。
すると、田中選手は「無茶苦茶楽しいし、ライブ行ってるやん(笑)」と、証言し百田も「忙しい中、合間を縫ってやってきてくれるので」と、感謝していた。田中選手のももクロメンバーの追加話はまだ続いたため田中選手も「何色でもいいですけど、入ることはないですよ」といい、佐々木も「受け付けてないんで新メンバー」といい、百田も「そうだね」と、うなずいていた。
ほかにも、5人から4人になっても応援していくかと問われた田中選手は、「それはもちろん変わらず応援していきます」と、宣言。では、ヤンキースのスタジアムにももクロが1度も行ってないと話を振ると、4人で口をそろえて「今年こそは!」と意気込み。しかし、田中選手は「それもう何年繰り返しで言ってて毎年オフにそれ聞くけど大丈夫?」と、半信半疑で、メンバーたちは「絶対行く!」と強く出たが、田中選手は「行くと言っても自分たちで決められないから」と、そこは思いやり「5人から4人になるのはそれだけいろんな負担が増えるという言い方が正しいかはわかりませんけど、歌割りだったり、フォーメーションのバランスもあるでしょうから忙しい合間を縫ってライブでそれをやるのも大変でしょうから、そこをなんとか乗り越えてもらって、ファンの方々の前で最高のパフォーマンスを見せてほしいなと思います」と、エールを送っていた。
これに百田も「4人になったときに、まーくんからも連絡が来て、『これからも応援するよ』と言ってもらって本当に心強いなと思って、新体制としてやっていくんですけど、まーくんをはじめ応援してくださる方が楽しみにしてくれているので、4人でのステージをパワーアップさせていけるように頑張っていきたいなと思います」と、抱負を述べて結んでいた。
その後、田中選手の個別の取材もあったが、後ろからひょいと百田が現れ、「質問考えている間に終わっちゃった」と、田中選手と一緒に笑い合い、変わらない楽しげな関係性を伺わせていた。
※追記にともないタイトルも変更致しました。