稲垣吾郎、新垣結衣ら「正欲」主題歌はVaundy担当!「シンプルな想いをこの曲に」

稲垣吾郎、新垣結衣ら「正欲」主題歌はVaundy担当!「シンプルな想いをこの曲に」3

本ビジュアル

 『新しい地図』稲垣吾郎、“ガッキー”の愛称で親しまれる俳優・新垣結衣が出演し11月10日に公開予定の映画『正欲』(監督:岸善幸/配給:ビターズ・エンド)。本作主題歌を歌手・Vaundyが担当することや、予告映像と本ビジュアルが19日、解禁となった。

 作家・朝井リョウ氏の同名小説が原作。不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事の啓喜(稲垣)。ひとつの秘密を抱え、自ら世間との断絶を望む寝具販売員の夏月(新垣)。夏月の中学の同級生で、夏月と秘密を共有する佳道(磯村勇斗)。心を誰にも開かずに日々を過ごす大学生・大也(佐藤寛太)。自分の気持ちに戸惑いながらも心に従おうと邁進する、大也と同じ大学に通う八重子(東野絢香)。無関係に見えたそれぞれの人生が、ある事件をきっかけに交差するという物語。

稲垣吾郎、新垣結衣ら「正欲」主題歌はVaundy担当!「シンプルな想いをこの曲に」1

Vaundy

 Vaundyが担当する主題歌は未発表楽曲『呼吸のように』。書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供。まるで書き下ろしたかのように映画世界を端的に凝縮した、かけがえのない人とのつながりを歌っており、深い余韻を本作の最後に響かせる。

 この起用に、Vaundyは、「自由でいることの窮屈さや、共鳴を求めてしまう心の寂しさが描かれているこの映画ですが、必ずしも共感をしなくてもいい、できないのもいいのかもしれない、と僕は感じました。生きるということは息を吸うということ。少しでも長く君と同じ空気を吸っていたいのさ、というシンプルな想いをこの曲にこめています。自分の中に溶けていくような音楽になるよう心がけたので、映画館で最後まで浸ってもらえたら嬉しいです」と、メッセージを寄せている。

 一方、予告映像では「自分がどういう人間か、人に説明できなくて息ができなくなったことってありますか?」と夏月が啓喜に問いかけるシーンからスタート。正義で世界を測る検事の啓喜は「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と語り、そのセリフとともに登場人物たちの意味深で印象的な表情が次々と映し出される。「あんたが想像もできないような人間はこの世界にたくさんいるんだよ」と語る大也。「誰にもバレないように、無事に死ぬために生きてるって感じ」とつぶやく佳道。検事の啓喜は一体何と対峙していくのか……。家庭環境や指向、見た目など、様々に異なる5人。違う場所、違う人生、違う境遇で生きていて、まったく接点がないように見える彼らの距離が少しずつ近づいていき、予想もできなかった“ある事件”をきっかけに交差していく……。

 さらに本作の本ビジュアルでは、何か遠くを静かに見つめる啓喜と、無言で前後に並びバスに揺られる夏月と佳道、そして「観る前の自分には戻れない」のコピーが印象的な一枚に仕上がっている。

 ■予告映像(30秒)

 ※稲垣吾郎過去記事

 ・稲垣吾郎ディレクターのBISTRO J_Oから2024年版おせち発売へ

 ・稲垣吾郎 戸惑いの表情!「正欲」場面写&ムビチケ情報解禁

 ・稲垣吾郎主演舞台『多重露光』に杉田雷麟と小澤竜心出演!バクステツアーも

 ※記事内画像は(C) 2021 朝井リョウ/新潮社 (C) 2023「正欲」製作委員会