湊かなえ氏「落日」撮影現場で垣間見た北川景子&吉岡里帆の「鬼気迫る雰囲気」

湊かなえ氏「落日」撮影現場で垣間見た北川景子&吉岡里帆の「鬼気迫る雰囲気」1

 俳優・北川景子主演で吉岡里帆、竹内涼真、黒木瞳らが共演し現在放送・配信中の『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』。本作の撮影現場を原作者の湊かなえ氏が訪問した模様が19日、解禁となった。

 作家・湊かなえ氏が作家生活10周年の節目として書き下ろした同名長編小節がドラマ化。15年前、 引きこもりの男性・立石力輝斗(竹内)が高校生の妹・沙良(久保史緒里)を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた“笹塚町一家殺害事件”。その15年後、この事件を初の監督作品で国際的な評価も得た新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川)と新人脚本家・甲斐真尋(吉岡)が追うことになり、やがて衝撃の真実にたどり着くというミステリー作品。

 以下、公式レポート部分。

 新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川)と新人脚本家・甲斐真尋(吉岡)。その2人それぞれが抱える過去や本心が語られる重要なシーンの撮影に、原作者の湊かなえが激励訪問した。

 「今まで自分たちを取り繕いながら接していた2人が本音で、自分たちの過去も交えて打ち明け合う場面でしたので、一番重く、大切な場面に立ち会わせていただきました。お2人から鬼気迫る雰囲気を感じながら、撮影現場を拝見させていただき、合間にはお話も伺いさせていただきました。北川さんも吉岡さんも本当にこの作品を読み込んで、自分のものにしてくださって、どう表現しようかとすごく模索されて、そして、答えを出された演技をされているなと思いました」と述懐する。

 さらには現場では内田監督とも話をし、「いろいろと大作も撮られておりますけれども、ミステリーは今回が初めてだということで、撮り方について工夫をされていたり、監督御自身もいろいろと考えて、考えて、どう見せるかというのを模索してくださったお話を伺わせていただきました。色使いや雰囲気、流れであったり、それら全てが作品の中に、観ている方を引っ張り込むような作り方をしてくださって本当に感動しましたし、感謝の気持ちでいっぱいです」と、撮影現場の訪問は興奮の連続だったようだ。

 ドラマはすでに2話までが放送されているが、本編の出来栄えについても手ごたえを感じたようで、「本当に映画の大作を観たくらいの感動がありました。1話ずつが1本の完成作品のようであり、だけど次はどうなるんだろうと、次を待たずにはいられない気持ちになるくらい、ドラマの世界に入り込めるような作品になっています。また、オープニングシーンとなるアパートのベランダでは、自分もそこに入り込んだような気持ちになり、最終話のついにクライマックスでは、小説ではこういう続きがあったらいいな、と思っていた場面を映像ではしっかり撮っていただいていて、こういう表情でこういう場面で撮ってくださったんだと、感動がありました。“落日”というタイトルの通り、文章でこの美しい夕陽の描写を重ねても、“バンッ”と見せられるものに心をつかまれたまま泣きっぱなしで終わりました。本当に感動しました!」と、絶賛し、太鼓判を押した。

 なお、『連続ドラマ W 湊かなえ「落日」』は次回9/24(日)午後10時~第3話放送を迎える。第2話ラストの「私、人を殺したの」という香(北川)の告白後に、去ってしまう真尋(吉岡)……。2人は再び映画の脚本を進められるのか?さらに、真尋の姉・千穂が残した日記から15年前の事件の真相にも関わる衝撃の事実が発覚する。

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